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交換ベルト需要で日本人バイヤーも殺到! 中国でApple Watchバブル到来中

applewatch003.jpg中国大手ショッピングサイト「タオバオ」で売られている交換ベルト
applewatch004.jpg約2,000円で販売されている交換ベルト(タオバオより)

「パチモンよりすごいのが、交換ベルトですよ。交換ベルトの発注・製造がピークを迎えていて、どこも盛り上がっていますね。サードパーティー製の交換ベルトの需要は、今年春以降、世界中で多くなってくることが予想されています。iPhoneのケースや周辺機器を作っている日本の業者も、こぞって交換ベルトの企画・製造を検討しているみたいですが、作ってくれる業者はどこも夏まで手いっぱいだと言われました。ゴムや皮革、金属製といろいろ種類があるんですが、こうした素材を大量に扱う工場は今は深センにあまりなく、広東省でも内陸のほうの業者を経由しなければいけないので苦労します」

 交換ベルトはプラスチック製の安いもので500円ほど、皮革製の高いもので3,000円ほどするという。こちらは日本を含め、アメリカやフランスなど一次販売国のバイヤーが大挙して押し寄せる。「今後、欧米有名ブランドの交換ベルトが発売されれば、そのパチモンの需要も出てくるので、二重三重で商機がある」(同)とのこと。

 日本でもすでに東京・秋葉原の一部の店舗でApple Watchの交換ベルトの販売が開始されたようだが、ことApple関連製品では、まだまだMade in Chinaが主流だ。世界中の需要を受け、パチモンや関連グッズで、しばらく深センのバブルは続きそうだ。
(取材・文=金地名津)

最終更新:2015/04/20 14:19
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