上西小百合議員だけじゃない! セクハラ、パワハラ、モラハラ……維新の会は「不祥事のデパート」だった!?
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞 #維新の会
今週の注目記事・第1位
「米倉涼子離婚決断」(「週刊文春」4/16号)
今週の注目記事1
「中身はポンコツばっかり『橋下チルドレン』不祥事一覧」(「週刊新潮」4/16号)
同・2「『池谷幸雄』の『ミスりんご』セクハラをもみ消した日本体操協会」(「週刊新潮」4/16号)
同・3「高市早苗総務相『疑惑の記者会見を撃つ!』」(「週刊ポスト」4/24号)
同・4「引退がちらつく横綱『日馬富士』が準備万端『第二の人生』」(「週刊新潮」4/16号)
同・5「『パパラッチ』の情報源は本人だった!!『ダイアナ妃』まさかの真実」(「週刊新潮」4/16号)
同・6「いよいよ株価2万円超え! 持っているだけで儲かる『らくちん株』75」(「週刊現代」4/25号)
同・7「元サイ・ヤング賞投手の悪い予言『田中将大の肘は悪化する』」(「週刊新潮」4/16号)
同・8「『グッディ!』安藤優子『うちの犬のご飯は鯛』でお茶の間ドン引き」(「週刊文春」4/16号)
同・9「『愛川欽也』の自宅に介護ベッドが運び込まれた異変」(「週刊新潮」4/16号)
番外 週刊現代と週刊ポストのセクシーグラビア&SEX記事対決
少し前に、現代もポストも「死ぬまでSEX」という特集をやめたと書いたが、ポストはしつこく(失礼)やっていた。
今週の現代のグラビアは、「女優が見せた官能エロス」と、ボクシングの高野人母美ら美人アスリートたちの「スクープヌード編」。袋とじが「関根恵子 水中ヌードの奇跡」。ポストは、小説家と女優の「ポルノグラフィア」と、「マナミという名の実」。関根恵子のヌードは何度同じようなものを見せられたか。どちらも力が入っていない気がするグラビアである。
記事のほうは現代が「『あえぎ声』と『ことば』の増幅作用について」という、うんちくもの。
ポストのほうは「フェチシズムに耽溺するマニアたちの悦楽世界『変態度マトリクス』を本邦初公開」という長いタイトル。
現代によると、セックス中に声を出す、いわゆる「あえぐ」行為をするのは人間だけだという(よく聞く説のような気がするが)。
それは、セックスするという行為は「動物にとって一番危険な時間」だからで、セックスすれば疲れるし、襲われても逃げるわけにもいかないからだというのだが、それはそうだろう。
さらに相手の名前や、「感じる?」などと聞くと、オキシトシンという「愛情ホルモン」と呼ばれるホルモンが増え、相手に安心感や幸福感を与えるからだそうである。
まあ、くんずほぐれつしている間は、せいぜい声を出すのがいいそうだ。
ポストはフェチシズムについてのうんちくを述べ、脚フェチや尻フェチなどは当たり前で、世の中には変わったフェチが多くあるが、社会的に許されない変態扱いされるフェチと、許容範囲のフェチの境界線はどこかを線引きしている。
変態扱いされる一番のフェチは「スカトロ」で、妊婦・母乳、ニューハーフ、絶頂時白目、アナル、乱交も危ないそうだ。
だが、両誌の記事は、セックスしているときには何も役に立たない。こうした記事は、もっと実用に徹したほうがいいのではないか。ということで今週の両誌の対決は、見ても見なくても、読んでも読まなくてもいいという点で、引き分けだ。
今週は特集のほうも小粒なのが多く、文春の米倉涼子を除いては、これといって特筆する記事はない。よって第1位だけで、残念ながら後は横並びとする。
週刊誌界の小言幸兵衛を任じている私には、今週の現代の「有名人100人が選んだ『昭和の英雄』マイ・ベスト3」という企画をなぜ今やるのか、合点がいかない。
結局、いつも通り長嶋茂雄、美空ひばり、田中角栄となるのでは、いろいろな人に聞かずともハナからわかっているではないか、と思うのだが。よっぽどやることがないのかね。
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