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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『報ステ』の乱でテレ朝大混乱

古賀茂明氏“『報ステ』の乱”でテレビ朝日が大混乱中「法的対応も考えるべき……」

kogashigeaki0402.jpg『国家の暴走』(KADOKAWA)

「出演に関する誓約を、より強化する案が出ています。万一の際は、訴訟を起こすことも検討しなくてはならない」

 テレビ朝日の情報番組を制作する関係者によると、“『報ステ』の乱”の影響で、各番組で自主的な対策の検討がなされ始めているという。3月27日の『報道ステーション』では、元経済産業省キャリア官僚のコメンテーター古賀茂明氏が、古舘伊知郎キャスターと口論。自身の降板について政府の圧力があったことを示唆し「古舘さんは『自分は何もできなかった。申し訳ない』とおっしゃった。全部録音させていただきました」と、その事実を裏付ける控え室での会話を録音してあると発言したため、大きな反響を呼んだ。

 これを見た別の情報番組の関係者は「もしも番組側が事実と違うスタンスを装っていたなら問題」としながらも、「局内ではすでに、圧力がある・なしの問題ではなくなっていて、出演者が控え室での内輪の会話を録音したり、生放送の番組進行を妨害するようなことを見過ごせるのか、という議論が起こっている」と話す。

「レギュラー出演者には通常、番組の不利益になる言動をしないことや、出演に際して知った番組内の事情を外に漏らさないなどの事項を誓約書としてサインすることになっているので、もし古賀氏がこれにサインしていた場合は、違反行為となるんです。ただし“こういうのはあくまで気を付けてください”と注意を促す抑止力程度にしか考えてこなかったもの。なので、より法的にも力を持つものに作り替えるべきではないか、という声が出ている」(同)

 古賀氏が控室での会話を録音したとする部分にも「もし本当にそういうものを別で公開するというなら、これはまた別問題で、法的な対応も考えるべき」と関係者。

「もともと古賀さんは3年前にも降板騒ぎを起こして注目の的となっていて、そういう騒ぎに味を占めたようにも見えます。2月の日本外国特派員協会の会見で、古賀さんは『報道局長が“4月以降は絶対出すな”と厳命した』と言っていましたが、報ステの人間に聞くと、そんな話はないという。そういうことに強い嫌悪感を持つスタッフも少なくないです」(同)

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