坂上忍アワー『バイキング』着席スタイルにリニューアルも、止まらぬ迷走「企画がつまらない……」
#フジテレビ #坂上忍 #バイキング
先月30日にリニューアルしたフジテレビのお昼の帯番組『バイキング』だが、その評判が思わしくない。
1年前に『笑っていいとも!』の後番組としてスタートした『バイキング』だが、平均視聴率は2~3%にまで低迷し、裏番組の『ひるおび!』(TBS系)や『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に惨敗。今回、初めての大幅リニューアルとなった。
月曜MCだった坂上忍が、リニューアル後はメインMCとして全曜日に出演するほか、曜日MCとしてブラックマヨネーズが加入。さらに、曜日レギュラーとしてNMB48の山田菜々が、曜日準レギュラーとして、デヴィ夫人、蛭子能収、茂木健一郎が加わった。
また、ワイドショーのようなセットにリニューアルし、全員着席スタイルに。スタジオの“がちゃがちゃ感”は画的にも薄れ、おとなしい雰囲気へと変わった。
一方で、EXILE・NAOTO、おぎやはぎ、フットボールアワー、雨上がり決死隊といった曜日MC陣や、IKKO、野々村真、すみれ、E-girls・Ami、小林麻耶をはじめ、多数いる曜日レギュラー陣の顔ぶれはほぼ変わらず。起用の継続が注目された江角マキコも、変わらず火曜レギュラーとして出演している。
企画の内容はというと、オープニングでは全曜日とも街頭インタビューを放送。先月30日には、街行く人に「坂上忍の年収はいくらだと思う?」という質問を投げかけていた。ほかのコーナーでは、同日にシェアハウスの実態を調査する企画や、坂上が話題の“おにぎらず”を作る企画、31日には、江角マキコがトランクルームに潜入捜査する企画、今月1日には、デヴィ夫人がシュークリームの行列店に並ぶ企画などが放送された。
リニューアルについて、ネット上の評判はイマイチ。「坂上忍がずっといるだけで、基本的には何も変わってない」「これで視聴率が変化するとは思えない」「共演者が、坂上忍に気を遣いすぎ」「セットは変わっても、VTRのつまらなさは一緒」「寄りの動画が多くて疲れる」「リニューアルして、さらに迷走してる気がする」といった声が見受けられる。
「大々的なリニューアルをうたっていたわりには、セットが変わったくらいで、内容に代わり映えはあまり感じられない。『バイキング』は、以前から『企画がつまらない』という声が目立ち、視聴者離れの原因となっている。実際、他局でハネた企画の焼き直しや、他局で注目を浴びた芸能人を直後にゲスト出演させるなど、あからさまなパクリや、リサーチ会社頼りの制作スタイルが見てとれる。そこを変えない限り、長くはもたないでしょう」(テレビ誌記者)
かねてより企画力のなさが叫ばれている『バイキング』。裏番組の背中が近づく日は、訪れるのだろうか?
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