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日刊サイゾー トップ > 海外  > 脱北少年「北の制服はダサすぎ」

脱北少年に聞く、北朝鮮イマドキ10代のおしゃれ事情「国が配給する制服なんてダサくて着られない!?」

――国や学校から配給される制服を着なければ、学校で怒られるんじゃないの?

「配給制服は、いやでも無条件購入です。でも、それを着るか着ないかまでは、さすがに学校側も取り締まれないんです。あんなダサい制服を着たら“人間の価値が下がる”とまで言われるぐらいですから(笑)。今では、教員の子どもでも配給制服は着ないです」

――では、配給制服を着たらいじめられる?

「3割ぐらいの金銭的に余裕のない家庭の学生は、配給制服を着ます。金持ちの学生は、わざわざ市場であつらえますよ。この時期、3月末からは新制服に似せた服が市場で売り出されると思います」

――値段はどのぐらい?

「配給制服は5,000ウォン(米1キロ分)だけど、市場で売られている服は3~4倍くらいしますね」

――普段は、どんな服を着るの?

「男子も女子も、一番多いのはジャージです。ジーンズも人気ですが、学校の青年同盟指導員(風紀委員みたいな存在)が目を光らせていて、バレようものなら大目玉。それだけではなく、脱がされてハサミでズタズタに切られてしまうことだってあります」

――女子は、ジャージ以外ではどんな服が人気?

「女子は、やっぱり体のラインが出るタイトな服を好みます。高いヒールは、平壌の女性には人気があるみたいですが、女子学生はあまり履かないかなぁ。ブーツも履いていたら指導員がうるさいので、スニーカーや低めのヒールの靴を履きます」

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