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日刊サイゾー トップ > 社会  > 大塚家具久美子社長の“狂気”とは

ついに決着! 大荒れの大塚家具株主総会で垣間見た、久美子社長の“狂気”とは――

otsukakagu0s331.jpg家具・インテリアのショールーム IDC大塚家具

 お家騒動渦中の「大塚家具」の株主総会が先月27日、都内で行われ、現社長の大塚久美子氏が実父の大塚勝久会長の株主提案を退けた。

 両者は経営権をめぐり対立。同社の株式18%を保有する大株主の勝久氏は、自身の社長返り咲きを含む取締役10人の就任と、久美子氏の社長退任を求める株主提案を行った。

 決議の結果は、久美子氏側が約61%の株主の支持を集め、勝利。創業者の勝久氏は会長職を追われた。

 総会を取材した記者によると、勝因は久美子氏が冷静沈着にヒートアップした勝久氏の質問をかわし続けたことだという。

「勝久氏は株主提案を行った者として、何度も社長である久美子氏の経営手腕を批判しました。そのほとんどが客観性を欠いたもので、久美子氏側に寝返った三女の夫に対し『私と女房で家まで買ってやったのに!』と恨みをぶつける場面もありましたね。ほかの株主はその様子を傲慢と感じ、一般票の8割以上が久美子氏に流れました。久美子氏は勝久氏を父親ではなく大株主として扱い続け、感情論に走ることもありませんでした」

 これは久美子氏の作戦勝ちとも言えるが、一方で彼女の“狂気”も暴かれた。母親の千代子氏は久美子氏の社長就任後、社内に監視カメラが増えたことを暴露。別の取材記者は「大塚家具はリストラが急務。久美子氏は社員を監視することで、ダメ社員をあぶり出し、今後もリストラ策を続ける方針です。逆に勝久氏は物言いは荒いが、社員を“守る”人で知られた」と話す。

 このほか経営戦略を決める取締役会で、久美子氏が勝久氏を徹底的に排除したことも暴露されていた。

「この日の久美子氏は4~5人の専属のボディーガードに守られ、会場入りしていた。とても近づけるような雰囲気ではない。少し怖かったですね」とはテレビ関係者。

 株主の間では、会社のトップとして冷静沈着に総会を乗り切った久美子氏に賞賛の声が上がっているが、同社で働く現場社員は複雑な想いで戦況を見つめていたようだ。

最終更新:2015/03/31 18:03
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