フジテレビがまた『ミヤネ屋』にフルボッコ、安藤優子のワイドショー『グッディ!』が2.5%スタート
フジテレビは、またしても『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の壁を越えられないようだ。
フジは、平日午後のワイドショー『ミヤネ屋』の対抗番組として、30日から『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)をスタート。「フツーのニッポン人の見たい情報に日本一寄り添う“ちょっと硬派な、どワイドショー”」をコンセプトに、MCの高橋克実と安藤優子がニュースを伝える。初回は、人気俳優の斎藤工をゲストに迎え、お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄らがコメンテーターとして出演した。
同番組の試作版を見たフジの亀山千広社長は、27日の定例会見で「肩の力が抜けている安藤さんが、かわいく見えるのが新鮮」などと自信をにじませていたが、初回平均視聴率は第1部3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部2.5%と惨敗。この日、7.3%だった『ミヤネ屋』には、遠く及ばなかった。
フジといえば、ここ数年、ロンドンブーツ1号2号・田村淳がレギュラーコメンテーターとして出演していた『知りたがり!』や、フリーになったばかりの西尾由佳理アナが総合司会を務めた『アゲるテレビ』といったワイドショーを立ち上げては、定着しないまま、低視聴率を理由に撤退。そのたびに、連続ドラマの再放送枠『チャンネルα』に切り替えてきた。
「『グッディ!』は、フジにとって『知りたがり!』『アゲるテレビ』に続き3度目のチャレンジ。MCの2人を含め、出演者のおとなしさが目立つため、今後は日替わりパネラーのサバンナ・高橋、マキタスポーツ、カンニング竹山、麒麟・川島明、土田晃之といった芸人陣が、どこまで番組を盛り上げられるかが重要となりそう。しかし、同番組については、亀山社長が『視聴習慣があるから、一朝一夕に数字が出るものではない。めげずに下を向かず、前を向いて作っていってほしい』と前向きに語る一方で、番組開始前から『どうせすぐ終わるんだから、ドラマの再放送のままでいい』というネット上の声も目立つ。早くも暗雲が立ち込めています」(テレビ誌記者)
転んでも三度起き上がるフジを尻目に、余裕綽々の『ミヤネ屋』。“西のみのもんた”こと宮根誠司には、ベテランの安藤をもっても太刀打ちできないのだろうか?
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