社の不始末を一社員に押し付け!? パワハラ裁判で発覚した損保会社の深い闇
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さらに久美子氏の住む都内の高級マンションの代金は、9割を勝久氏の奥さんが負担しているそうだ。
なんのことはない、みんなして大塚家具に寄生しているのだ。
勝久氏は、議決権の19%を握る大株主である。総会前の取材には、今回負けたとしても「1度や2度で終わる気はない」と話し、社長復帰を目指し、今後も同様の株主提案を続ける可能性が高いという見方も一部にはある。
だが、こうした醜悪な「家族の内輪もめ」は、大塚家具の信用を大きく失墜させたことは間違いない。勝者は誰もいないということに、どちらも気がつくべきであろう。
株価が2万円を超えそうな勢いである。株の記事では週刊誌の色分けがハッキリしてきた。株が上がるぞ、6万円もあるぞと鉦や太鼓で囃し立てる「煽り派」は週刊現代。週刊ポストと週刊新潮は「懐疑派」。週刊文春とフライデーはほとんど取り上げていないから「関心ない派」と3つに分けられる。
懐疑派の新潮は先週も取り上げたように、5頭の「クジラ」が東京株式市場を遊泳していて、2万円を突破するのは通過点で、さらなる高みを目指せると豪語する証券アナリストたちの声を載せてはいるが、本音は「現在の急激な株高に、あの80年代後半のバブル崩壊直前の危険な匂いを感じ取っている専門家もいる」というところにある。
「所詮、日本株の売買の7割を占めるのは、海外投資家です。その主力であるヘッジファンドの決算期は5月が多い。決算までに利益を確定するため買い進んだ株式を売り抜けます。2年前の5月は、ある大手ヘッジファンドが大量の日本株を売り、それに引きずられて日本の金融機関も一斉に売り出したので、日経平均が大暴落した」(RFSマネージメントチーフエコノミストの田代秀敏氏)
今のところ懐疑派が優勢なようだが、皆さんはどの週刊誌を信じますか?
このところ死ぬまでSEXという記事が影を潜めたが、それに替わって現代は「蘊蓄」記事をやるようになった。
今週は「性器をなめる」ことについての蘊蓄を、こう長々と書いている。
「クンニリングスは、古より、男を惹きつけてやまなかった。クンニリングスは、ラテン語のcunnus(女性器)とlingere(舌でなめる)に由来する。紀元前4世紀、イタリアの古代都市・ポンペイで描かれたとされる壁画にはすでに、クンニをする男女が登場している。また、古代中国で発達した道教は女性の愛液を不老不死の薬であると考え、膣からほとばしる女性の『気』を飲む大切さを説いている。一休さんで知られる一休宗純は77歳にしてクンニに熱中し、『美人の陰部は水仙の花の香りがする』(美人陰有水仙花香)という漢詩を残したし、フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトは妻の女性器を『チーズの風味』と評して愛した。かたや、ラテン語のfellare(吸う)を語源とするフェラチオもまた、古くから施されたセックスの奥義であった。古代インドで編まれた性典『カーマ・スートラ』には、フェラチオの技法が8通りほど教えられているし、古代エジプトの女王クレオパトラは一晩で100人もの男を、絶妙なフェラチオで満足させたという」
女性は性交とフェラチオのどちらに抵抗感を持つのか? 現代によれば、あまり好みではない男性からフェラチオもしくは避妊具をつけた挿入を強いられた場合、女性はどちらのほうにより抵抗するかといえば、これまで行われた多くのアンケート調査で明らかなように、フェラチオのほうだという。
なぜ人はなめるのかという問いには、そのキーワードこそが愛だというのだが、それだけではないようだ。
『性の進化論』の著者で心理学者のクリストファー・ライアン氏がこう語る。
「性器をなめれば、その味や匂いで、セックスをする相手の健康状態のほかに、免疫上の相性が良いかどうかもわかるはずです。そのように行為中に意識をする人は少なくても、動物行動学的には、そんな本能的な力が人間にも備わっているはずなのです。つまり、その相手とセックスした結果できる子供が、どれくらい健康に育つか、性器をなめることで事前に検知できるんです」
そもそも性器の周辺には身体の匂いの発生源であるアポクリン腺が集まっているそうで、陰毛は、その人固有の匂いを籠もらせるために残っているという説もあるほど、性器は相手の匂いをどこの部位よりも強く感じられる領域なのだそうだ。
なんだか、クンニが神秘的で哲学的に思えてくるではないか。
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