不穏なニュース連発のAKB48 元役員による盗撮、襲撃事件による卒業発表に「運営どうなってんだ」の声
#AKB48
AKB48グループのニュースがメディアをにぎわせるのはもはや日常のことだが、ここ数日はどうも様子がおかしい。ファンの間で波紋を広げる、衝撃的な報道が相次いだのだ。
その筆頭に挙げられるのは、26日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、オフィス48元役員による盗撮事件だろう。記事によると、元役員は2009~2010年にかけて、メンバーの着替えやシャワー、トイレシーン、控室での様子を盗撮したという。10年8月に“一身上の都合”で退職しているというが、メンバーや現場スタッフからの信頼も厚かったといい、関係者の間で衝撃が走っているようだ。
同じく26日に行われたコンサートでは、AKB48・川栄李奈が昨年の襲撃事件の影響で握手会に出られなくなったことを理由に、卒業を発表。ファンの反応を見ると、「死ぬ可能性だってあったし、そりゃ無理だよな」「仕方ないね」と受け入れつつ、今後は女優活動に力を入れていくという川栄を応援する声が多かった。
一方で、「メンバーが危険な目に遭ったのに、握手会を継続させる運営は異常」と指摘するファンもいる。また、盗撮事件が重なったことで「少女を預かっている自覚がない」「運営どうなってんだ」というバッシングもあった。AKB48グループはこれまでも数々のスキャンダルが報じられてきたが、その多くはメンバーの恋愛発覚という実害のない内容だった。しかし今回の報道は、メンバーの安全にかかわる重大な内容。今後、ますます運営批判が過熱する可能性もある。
そのほか、25日にメンバーの立候補がスタートした「第7回AKB48選抜総選挙」関連のニュースも多かった。すでに、AKB48の高橋みなみと柏木由紀、SKE48・松井珠理奈ら人気メンバーが立候補。一方で、珠理奈と並んでSKE48でトップ人気を誇る松井玲奈は不出馬を発表。自身のブログに「地に足をつけて頑張りたいから、みなさんと自分としっかり向き合っていきたいから」立候補しないと述べているが、その抽象的な理由にファンの間では「年内卒業だろうな」と話題になっている。さらに、HKT48の指原莉乃やAKB48の小嶋陽菜も立候補を迷っていると報じられていることから、「ベテラン勢が不出馬で珠理奈が1位になって、ついに世代交代っていうシナリオか」などの予想大会も始まっている。
AKB48グループの人気はいよいよ下降傾向、といった意見はよく見られるが、なんだかんだで毎年盛り上がっている総選挙。水を差すようなスキャンダルがこれ以上起こらないよう、運営には体制を整えてほしいものだ。
(文=恒川ミチ)
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