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日刊サイゾー トップ > 海外  > “クリスチャン大国”韓国IS報道のいま

18歳少年の「イスラム国合流ショック」から2カ月……“クリスチャン大国”韓国IS報道のいま

「『ISを許します』 ISに苦しめられたキリスト教徒、許しを宣言」

 これは、イラクから避難することを余儀なくされた10歳のキリスト教徒の少女の話だ。彼女はイスラム過激派に住んでいた土地を追われ、難民キャンプで暮らさなければならない状況について、「私はISを許してくれるよう神に祈ります。彼らを苦しめるようなことを、わたし自身は何もする気はありません」とメディアに語ったそうだ。

 また、リビアのとあるキリスト教徒の青年は「わたしの2人の兄弟はISに斬首されたが、ISのメンバーが救われるように祈る」と話しているという(情報の元となっているのは、米キリスト教雑誌「クリスチャントゥデイ」、中東のキリスト教系TV「SAT-7」など)。

 国民の約4人にひとりがクリスチャンといわれる韓国。そのような背景からも、イスラム国絡みのニュースにはなおさら敏感なのかもしれない。
(取材・文=河鐘基)

最終更新:2015/11/16 12:05
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