AKB48風の衣装で、茶髪を振り乱し……? 更迭された「中国大使候補」男性(54)の人物像とは
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
その後、アメリカ総局ワシントン支局長などを経て、10年より『ニュースウオッチ9』のキャスターに就任。
「ニュースの末尾に独自の見解をさらりと差し挟むスタイルは、NHKのニュースキャスターとしては珍しく、話題を呼んできた」(現代)
報道局の記者によれば、
「ジャーナリストの矜持がある。よくイギリスのことを引き合いに出して、『BBCは公共放送でも政権にきちんとモノ申す。NHKも政権の犬になったらおしまいだ』と語っています」
その一端がこういう形で出ている。
「3月5日の放送では経世会の大物だった野中さんを引っ張り出してインタビューしていました。野中さんは現在の菅義偉官房長官が憧憬していると言われる辣腕官房長官でしたが、憲法改正や集団的自衛権の問題では安倍政権に批判的で、大越さんとは肝胆相照らす仲です。彼を出演させたことは、官邸へのメッセージとも取れる」(NHK元政治部記者)
だが、こうしたやり方が安倍首相には気に入らなかったようだ。ある大手紙政治部記者がこのように語る。
「安倍首相は公邸か自宅で9時のニュースを見ることが多いのですが、大越キャスターの話すことがいちいち癪に障るみたいです。一度、私が公邸で同席したときには、大越さんがコメントを始めると舌打ちして『また始まったよ』とぼやいていました」
NHK側が安倍首相の意を汲み取って人事に動くという事はあり得る話だと、現代は書いている。
ではどこへ移るのか? 関連会社幹部がこう話す。
「おそらく大越さんは、体裁のいいポストをあてがわれる形で『左遷』されるのではないか」
大越キャスターの最終登板は3月27日、金曜日。彼は最後に何を語るのか、じっくり聞いてみよう。
フライデーが麻生太郎・財務大臣が夜ごと六本木のママの店に通っている姿を載せている。3月も13日までに8回。国会に出席するより多いのじゃないだろうか。
この店は「Bovary」で、ママは雀部(ささべ)敏子氏。日銀OLから銀座のホステスに転身した元モデルだそうだ。60歳を過ぎた今も、写真を見る限り容色は衰えていない。
だいぶ前にも、麻生氏の愛人ではないかとウワサされたことがある。しかもフライデーによれば、麻生氏の資金管理団体『素淮会(そわいかい)』の2013年分の政治資金収支報告書を見ると、2月15日の97万円(すごい!)をはじめとして、798万円がこの店に支払われていたという。しかも政治活動費として。
麻生さん、株でも立派に利益を出しているのだから、なんで自腹で払わないのかね。この店で勉強会でもあるまい。ましてや財務大臣という日本中のおカネを取り仕切る要職にあるのだから、愛人でもなんでもいいが、遊びに政治資金を使うのはやめてくれないか。
さて、勉強不足で申し訳ないが、こういう絵本が売れているそうだ。タイトルは『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社刊、くさばよしみ・編、中川学・絵)
3月1日に退任したばかりのウルグアイの大統領で、ホセ・ムヒカさんという。
この本は彼が12年6月20日、国連の「持続可能な開発会議」で行った演説内容をそのまま絵本にしたものだそうだ。
当たり前の内容だが、こうしたことを国連で話したというのがスゴイ。安倍首相も4月にアメリカへ行って議会で演説するなら、参考にしてみてはいかがだろう。だが、相当な覚悟がないと、言えないだろうな。
「人より豊かになるために、情け容赦のない競争心を繰り広げる世界にいながら、『心を一つに、みんな一緒に』などという話ができるのでしょうか。だれもが持っているはずの、家族や友人や他人を思いやる気持ちは、どこに行ってしまったのでしょうか」
「世界を襲っているのは、じつは欲深さの妖怪なのです」
「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、限りなく多くを必要とし、もっともっとと欲しがることである」
この約10分のスピーチが終わった後、スタンディングオベーションが起こり、拍手が鳴りやまなかったという。
ムヒカ氏は1935年生まれ。60年代からゲリラ活動に参加して4度逮捕され、2度脱獄した経歴を持つ。壮絶な半生を送った後、09年11月の大統領選挙で勝利し、10年3月に大統領に就任したそうだ。
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