バーニングから独立の小泉今日子、芸能生活35年目の恋は“夫婦同然”だった!?
#週刊誌スクープ大賞
「当該医師が行った手術の映像を、他の専門医が見た結果、手術中、体内に挿入した腹腔鏡で行う剥離操作や止血操作の技量が稚拙である、との指摘を得ています。映像は、まるで血の海の中で手術をしているような状態でもありました」
不十分なインフォームド・コンセント、未熟な技術に加えて群馬大学病院が公表した調査報告書では、カルテへの記載が乏しく、手術の適応の判断や術後の患者の変化にどう対処したかなど、思考過程が分からないという問題点も指摘された。
その上調査の過程で、須納瀬医師が行った開腹による肝臓手術においても、10名もの患者が術後に亡くなっていることが判明したという。
驚くべき医師だが、彼は千葉県内の有名県立高校から群馬大医学部に進学して93年に医師免許を取得している。それから20年ほど肝臓・胆道・膵臓分野で医療に携わり、数々の賞も取っていて「外科の技術はともかく、研究者としては熱心と言えます」(知人)
個人的な功名心から無謀な手術を行ったのか、病院の評価を高めるため、手術数を稼いだものの、トラブル発覚で病院側から「トカゲの尻尾切り」にあったのか、最終報告書では言及されていないため、今のところ不明だそうだが、徹底的な解明をしないと「殺人病院」などという不名誉なレッテルが貼られかねない。
不幸は連鎖するのだろうか。血なまぐさい事件が次々と起こる。兵庫県の淡路島にある洲本市で、3月9日午前7時過ぎ、5人の男女が刃物で刺し殺される事件が起きた。
犯人は同じ洲本市中川原町に住んでいる無職・平野達彦(40)と判明、すぐに逮捕された。
新潮によれば、日頃フェイスブックに書き込んでいる内容は意味不明で、妄想に取り憑かれているとしか思えないものだった。事実、平野容疑者は13年10月まで明石市内の精神科に入院していて、妄想性障害だったと県警の広報が明かしている。
これまでだと容疑者に精神疾患があった場合、新聞はその時点で匿名にしてしまうのだが、今回は実名報道に踏み切っている。ある全国紙の神戸総局の記者がこう語っている。
「警察から妄想性障害との情報が出てきて、総局内では匿名か実名かの大議論になった。しかし、結局、事件の重大性を鑑みて実名で行くことになりました」
先週号で上村遼太君殺しの容疑者、18歳のAを実名報道した新潮に対して批判していたのに、今回はなぜ実名なのかと新潮は新聞に噛みつく。「事件の重大性を鑑みる」ならばAの場合と同じではないかという論理だ。
さらに元最高検検事で筑波大学名誉教授の土本武司氏もこう疑義を呈する。
「そもそも、精神疾患のある容疑者を実名報道してはならないと定めた法律はありません。にも拘わらず、過去にそうした容疑者を匿名で報じておきながら、今回は重大事件だから実名報道するというのは、ご都合主義もいいところです」
結局、お上に睨まれたくないから自主規制する。それだけの理由でしかないのだろう。
さて大塚家具が前代未聞の「父娘ケンカ」で世間の注目を浴びている。お互いが記者会見を開いて非難し合っているが、父親側のセクハラ・パワハラ発言がメディアに取り上げられたかと思うと、今週はフライデーで女社長側のパワハラがきついと告発され、メディアを巻き込んで大騒ぎである。
フライデーによれば大塚久美子社長は社員だけではなく、父親にもパワハラ的言動をしているという。
「罵声をあびるのは社員だけではない。父親も久美子氏の強烈なキャラクターの被害者だ。別の40代社員が明かす。
『月に一度25人ほどが参加する店長会議があるのですが、会長と社長もよく同席します。そこで社長は、あからさまに会長をバカにするんです。わざと周囲に聞こえるように『あの会長、何を考えているのかわからない。本当にバカよね』と言うんです。社員も答えようがありません。常々『不満はあると思うが久美子を支えてやってくれ』と話している会長は、グッとガマンしている。あるとき寂しそうに『娘に老いぼれ! って言われちゃったよ』と漏らしていました」
これも明らかに父親サイドからの発言だろう。3月27日の大塚家具株主総会で、株主達は父親と娘のどちらに経営の委任状を渡すのだろうかと、フライデーは心配しているが、メディアを見る限り大株主を抱え込んだ娘のほうが有利なようだ。
このパワハラ発言に現代は娘を引っ張り出して、こう否定させている。
「私にとっても会長は『自慢のお父さん』でした。そしてこれまで私がしてきたのは、会長の理念を引き継ぎながら、今の時代に合ったものに変えていくことなんです。それを根も葉もない話で、『パワハラ経営者だ』とか、『会社を乗っ取ろうとしている』などと中傷され、親子の争いのようにメディアに取り上げられる。本当に悲しいです」
まあ美人のいうことにメディアは弱いからね。父親のやって来た高級路線を捨てて、低価格路線でニトリやイケアに対抗するのかという見方には、こう反論する。
「中期計画を見てもらえばわかるのですが、中価格帯を狙うのが本来の戦略です。ターゲットは、少し高級な家具を買って、ちょっと素敵な暮らしをしたいミドルゾーン。決してニトリやイケアと勝負するわけではありません。価格で勝負をしても、巨大な工場を持っている両社に敵うはずがありませんから」
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事