トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > その他  > EBiDANフォークデュオ・さくらしめじ登場「いちばん楽しいのは、できなかったことができたとき」

EBiDANフォークデュオ・さくらしめじ登場「いちばん楽しいのは、できなかったことができたとき」

「詞とメロディが合っている曲を作れるようになりたい」(ガク)

――ギターはもともと「ガク&ヒョウガ」のときに始めたのでしょうか。

ガク:ぼくは、EBiDANに入る前の小学5年生から始めました。クリープハイプさんをラジオを聴いてすごくかっこいいと思ったことと、お父さんがギターを弾いていたことがきっかけです。

ヒョウガ:ぼくは、テレビでパフォーマンスを披露するという企画があって、お父さんに「ギターをやらないか?」と言われたのが始まりです。お父さんのギターがあったので、まずはそれを借りて練習しました。

――ふたりとも、お父さんがギターを持ってたと。最初は中々慣れないし難しいですよね。

ガク:すごく難しかったです。指が動かなかった。コードも覚えなきゃいけないし…。

ヒョウガ:最初はパワーコードで弾いていて、そこから普通の弾き方に直していきました。

ガク:ギターをやってていちばん楽しいのは、できなかったことができたとき。今もそうなんですけど、「きのうのゆめ」の間奏を弾くのに、ぼくもヒョウガもすごく苦労してて。それが初めてできたときは、すごく嬉しかった。今もライブ中とか練習中とか、そこをやって成功すると、2人で「できたね!」って喜びます。

――お父さんから「このCDを聴いたほうがいいよ」と勧められることは?

ガク:あんまり言われないんですけど、ぼくが見つけたバンドを言うと、「それいいね」って言ってくれたり、そのルーツになってるバンドで「こういう人もいるから聴いたほうがいいよ」って教えてくれることはありますね。最近だとTHE BAWDIESさんが好きって言ったら、洋楽のアーティストをいくつか教えてくれたり。

ヒョウガ:ぼくも、たまにお父さんの車に乗せてもらったときに洋楽の歌が流れてて、教えてもらうことがあります。最近は、えーと、名前が思い出せない。……なんでしたっけ。メタルっていうか、ハードロック?

――ここで暗記の苦手さが出てしまいました(笑)。ヒョウガさんはどちらかというと激しめの曲が好きなんですね。

ヒョウガ:そうですね。おっとりしてる曲よりは、ノリノリの曲のほうが好きですね。

――お互いの声については、どう思いますか?

ガク:ヒョウガの声には、ぼくにないものがあると思ってます。透き通った声っていうか。うらやましいと感じるときはありますね。

ヒョウガ:ガクの声もうらやましいです。でも、あの響いている感じがぼくももっと出せるようになりたいです。

ガク:さくらしめじは、ぼくの声がわりと低くて、ヒョウガは高いので、バランスがとれてるのかなと思います。

――将来的には、自分たちで曲を書いたり詞を書きたいというのはあるんですか?

2人:あります!

ガク:いいなって思う曲は、詞とメロディが合っていて、詞を聴いているとメロディが頭に入ってきたり、逆にメロディと一緒に詞が入ってくるっていうのがあって。そういう曲を作りたいと思います。

ヒョウガ:ぼくはリズムが良い曲を作ってみたいです。ウキウキした感じの曲が作りたい。

――ガクさんがせつないラブソングを作って、ヒョウガさんがアップテンポの曲をというように、役割分担していく形になるかもしれないですね。

ガク:夏にストリートライブをしていたんですけど、そのときにヒョウガはちょっとした即興ソングを作ったりしてましたね。

――では、2人の作った曲が聴けるのも遠くない話なのかもしれません。最近、歌やパフォーマンスで「成長したな」って感じたことはありますか?

ガク:息が合ってきたっていうのは感じます。夏にMCを始めたばかりのときは、ひとりが緊張したら、もう一人にも移ってぐちゃぐちゃになったりしたんですけど、そういうのがだんだん少なくなってきたなって。曲から曲にさらっと繋げたときに「よかったぁ」と安心します。あと、最近はライブをやっているなかで、「初めて観ました」って人がすごく増えてきて。

ヒョウガ:ライブ中に通りすがりの方が立ち止まって観てくれることも多くなってきました。

ガク:その光景を見た瞬間は、すごいテンション上がります。「やった!!」って。

――今回、さくらしめじの曲が全国に出荷されますが、改めてどういう気持ちになりますか。

ヒョウガ:やっぱり、全国の人にぼくたちの歌を聴いてもらえるっていうのは、すごくうれしいです。

ガク:全国に行って、いろんな人が聴いてくれてるってなると、今よりもっと練習してうまくならなきゃと感じますね。CDを買ってくれた人にも、会いに行けるようになりたいです。

(取材・文=中村拓海)

150311_ss_j.jpg

さくらしめじ『いくじなし / きのうのゆめ』(SDR)

■リリース情報
『いくじなし / きのうのゆめ』
発売:2015年3月11日(水)
価格:¥1,000(税抜)

<収録内容>
1.いくじなし
2.きのうのゆめ

最終更新:2015/03/12 09:00
123
ページ上部へ戻る

配給映画