オトナ男子に読んでほしい、禁断の“変態少女マンガ” 岡田あーみん3部作のススメ
#マンガ #コミック #ザオリク的マンガ読み
タイトルからは内容がまったく想像できませんが、忍者3人組が主人公のギャグマンガです。多少ラブコメ要素のあった『お父さんは心配症』に対して、設定を戦国時代の忍者物にしたためか、ギャグ方面がさらにレッドゾーン振り切ってる感じでキレッキレに研ぎ澄まされており、分かる人には超わかるが、理解できない人にはまったく理解できないギャグマンガの境地に入っている作品です。
ストーリーは白鳥城のお姫様・姫子を守る3人の見習い忍者と、そのお師匠様によるドタバタコメディです。3人の忍者は、クールだけど超自己中でサディスティックな極丸(きわまる)、ナルシストで奇抜な変態キャラの危脳丸(あぶのうまる)、かわいらしい見た目で意外とやってることがエグい満丸(まんまる)というキャラ付けがされています。
途中からテコ入れキャラ(?)としてなのか、「ターミネーター」なるデューク東郷顔の殺人サイボーグが突如レギュラーキャラとして参入します。戦国時代なのにターミネーターという、ストーリーの脈絡のなさも本作品のなんでもアリ具合を象徴しています。
変態ギャグの登場頻度は、前作の『お父さんは心配症』を上回るハイペースです。
「ハーフわき毛日本一」
「すみません、ぼくのおちちはおでこにあるんです」
「今日も元気に男好き!! はーっあっ!男好きったら男好き!!」
「要するにおまえがちちさわり魔か?」
「墓石だるま落とし、墓石ドミノ」
「マスター作ってくれよぉ、涙忘れるカステラ」
「鬼頭オパーリン」
……等々、ここで字面だけ書いたところでさっぱり意味がわからないかと思いますが、かといって実際のコマを見たところでやっぱりよく意味がわからないという、奇妙奇天烈なギャグ三昧のマンガです。結局、何が100%なのかもよくわかりません。
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