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こうした中、偽札製造に手を染めるものは後を絶たず、中国国内の生活者は常に偽札をつかまされるリスクと隣り合わせである。上海に住んで5年になる日本人駐在員は言う。
「一番気をつけなければならないのは、タクシーで料金を払う時。後部座席から運転手に100元札を渡すと、運転手は『これは偽札だ』と突き返してくる。『じゃあ、これは?』と別の100元札を渡すと、それも偽札だという。そうやって乗客に次から次へと100元札を出させ、懐に隠し持っていた偽札とすり替えるんです。特に、車内が暗い夜間が危ない。地方だと、銀行のATMから偽札が出てくることもしばしば。こうして偽札をつかまされたら、警察に届けても一文にもならない。そこで多くの被害者は、不運に手にした偽札を、今度はどこかでババ抜きのように使う。こうして世の中に、偽札がどんどん流通していくんです」
そして最も恐るべきは、中国で流通している偽札の総量を、誰も把握していないことである……。
(文=佐久間賢三)