こんなにひどかった! 「独島ランド」と化す竹島から日本人観光客が消える日
2015/03/04 14:00
#韓国 #竹島 #東アジアニュース
博物館にあった独島ふせん(右下)、独島消しゴム(左下)、独島クラフト
韓国が60年以上も不法占拠を続けている日本固有の領土、竹島(島根県、韓国名・独島)について、韓国の街中で挑発が目立っている。日韓関係の冷え込みから日本人観光客は激減しているが、官民を挙げて、これ見よがしに「独島」と宣伝する行為は、ただでさえ少ない日本人観光客の出足にトドメを刺すことになりそうだ。
観光客への「独島」洗脳は、空港に到着してすぐに始まる。仁川空港からソウル駅を43分で結ぶ空港鉄道のモニターには、竹島の領有権を主張するため、歴史的経緯を説明する映像が映し出される。その上で「日本が独島を略奪したのは、日露戦争をきっかけに朝鮮半島の侵略の足掛かりにするためだ」という被害妄想に近い歴史観を主張する動画が、繰り返し流されている。
空港鉄道で流れる独島宣伝動画
動画は韓国外交部(外務省)が作成し、ネットで公開している5分ほどのもの。空港鉄道内で流す動画は英語版で、明らかに外国人がターゲットだ。
問題はその内容。そもそも日本政府が竹島を日本領土と閣議決定したのは、1905(明治38)年1月。前年9月に、鳥取県出身の実業家がアシカ漁の開発を目的に貸下げ願いを政府に出したのがきっかけだった。「朝鮮半島への侵略への足掛かり」という肝の部分が間違っている上、ほとんどが日本批判の内容だ。日本人の利用客も少なくない、列車内という公共の場で政治性の強いメッセージを流すとは、不愉快に思った観光客やビジネスマンも数知れない。
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