篠崎愛がソロ歌手デビュー 歌唱力が絶賛される一方で「AKB48はグラビアやめて」発言が再び話題に
#篠崎愛
グラビアアイドル・篠崎愛が、23歳の誕生日である2月26日に、都内で行ったイベント『篠崎愛 生誕祭~平成二・二六事件』にて、ソロ歌手デビューすることを発表した。ファーストシングル「A-G-A-I-N」(シャイニングウィル)は、4月15日に先行配信、29日にCDで発売。夏にはミニアルバムのリリースを予定している。同イベントにも参加した芸能記者はこう話す。
「篠崎は昨年9月までアイドルグループ・AeLL.のメンバーとして活動しており、個人でも2008年にカバーシングル『M』をリリース。また『THEカラオケバトル』(テレビ東京系)などに出演していたことから、歌唱力の高さはファンの間では有名でした。今回のニュースで初めて歌を聴いた一般層からは、驚きの声も上がっていますね。イベントで披露した生歌も安定感があり、今後を期待させるものでした」(芸能記者)
ネット上での反応を見ると、「マジでうまいな」と歌唱力を評価するコメントや、「デビューできてよかった」「成功してほしい」と歌手活動を支持する声が多い。
しかし一部では、篠崎の過去の発言が掘り起こされ、バッシングする向きもある。問題の発言が聞かれたのは、13年の『ナカイの窓』(日本テレビ系)だ。篠崎は、AKB48がグラビアの仕事をすることについて、グラビアアイドルの需要が減ることを理由に「ちょっとやめてほしいなって」とコメント。昨年5月の『月曜から夜ふかし』(同)でも「ズルイと思うんですよ。AKB48って(名前がある)だけで、パッと仕事が決まる」「本当に他人の畑には入ってほしくないです」と話している。この発言が取り沙汰され、「言っていることとやっていることが違う」「自分はいいのかよ」という批判が上がっているのだ。
「グラドルとしてトップの人気を誇るだけに、AKB48があくまでも“アイドル業の一つ”としてハードな水着グラビアに挑戦することに複雑な思いを抱えていたのでしょう。グラドルである篠崎がCDを出すにあたり、この発言は確かにブーメランとなって自分に返ってくる。ただ、篠崎はもともと歌手志望で、今回のソロデビューも“腰掛け”ではない。楽曲制作にも、ワン・ダイレクションなどを手がけたプロデューサーや、ロックバンド・女王蜂の『アヴちゃん』こと薔薇園アヴらが参加しており、またダンスはせず歌のみで勝負するという活動スタイルからも、本人と運営のガチ具合がうかがえます。ライブや音楽番組への出演で、歌手活動も本業であるという認識が広まれば、批判は消えるのでは」(同)
同じく高い歌唱力を持つグラドル・吉木りさも歌手として活動し、昨年には初のオリジナルアルバムを発売。しかし、チャートの最高順位は53位と、売り上げは振るわなかった。知名度の高いグラビアアイドルの歌手活動が大成するケースはこれまでにもなかなか見られないが、果たして篠崎はどうなるのか? デビューシングルの売り上げに注目が集まりそうだ。
(文=福井利紀)
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