キー局男性アナウンサーも被害に! 歌舞伎町“ぼったくり”キャバクラの手口とは
新宿・歌舞伎町で相次ぐぼったくり被害で、全国ネットの情報番組に出演している男性アナウンサーも被害に遭っていたことが分かった。
「若い男性と2人で少し酔った感じで店に入ってきましたが、接客女性の態度があまり良くない感じで、1時間ほどで連れの男性に促されるようにして店を出ようとしていました。8万円ぐらいを請求されて怒っていた」
アナを目撃したのは、この店でぼったくりに遭った別の被害者男性だ。店は23日に従業員5人が逮捕された、歌舞伎町のキャバクラ「クラブ・セノーテ」。逮捕容疑は昨年12月、飲食中に眠ってしまった30代男性に51万円もの不当な代金を請求し、「払えない分は、ここで働け」と脅して、強制的に客引きや便所掃除をさせていたもの。5人は容疑を否認しているが、不当な高額請求の被害が、最近だけで50件以上も寄せられており、筆者が先の被害者男性を取材したところで、アナの被害も判明した。
男性は昨年7月、この店で飲んでいたところ、アナら2人が入店。精算時に店側とトラブルになっていたという。アナは12年入社で、主に昼の情報番組に出演。昨年、女子アナとの熱愛疑惑も浮上したイケメンだ。
「テレビで見かけていたので、すぐに分かりました。彼らが店員と口論になっているのを見て、私自身も、そこがぼったくり店だと気付いたんです。アナウンサーは『俺はテレビ番組をやっているから、変なこと言うと事件になるよ』と強く反論していましたが、連れの男性があきらめたように代金を支払って出て行きました。直後に私も店を出ようとして、同じように6万円を請求されました」(被害男性)
アナは局内では「酒に弱い」ことで知られていたが、一方で新橋のキャバクラ店でも目撃情報があり、夜飲みに出ることはよくあるようだった。出演番組のディレクターによると「被害に遭ったという話は聞いていないですが、普段は六本木や銀座、新橋あたりで飲んでいるようなので、歌舞伎町の繁華街の事情には詳しくなかったのかもしれない」という。
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