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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中村うさぎの手記がヤバすぎる

“死”を覚悟!? 美保純とのバトルを綴った中村うさぎの手記がヤバすぎると話題に――

nakamurausagi0225s.jpg『うさぎの部屋』(ゴマブックス)

 作家の中村うさぎ氏が水曜レギュラーを務めるTOKYO MXの人気情報番組『5時に夢中!』を降板した。

 今月11日、番組に自らビデオ出演して発表した。うさぎ氏は1月30日付のブログで「二度とあの番組には出ない」と降板を表明。発端については、うさぎ氏が昨年4月、同じ水曜レギュラーの女優・美保純に対し「ポルノ女優のくせに」と芸歴に触れる“差別的な発言”をしたと報じられた。

 これに、うさぎ氏は6日付のブログで「絶対にしてない。なぜなら、そんなこと思ったこともないからよ。思ったこともないことを、人は言葉として発しないはずなの。言葉は概念よ。そこに概念がなければ、それを表現する言葉は生まれない」と完全否定したが……。


 リミッターの外れたうさぎ氏は発売中の「新潮45」(新潮社)で、事の顛末を7ページにわたって説明。それによると、ブログでも示した通り、風俗嬢経験もあるうさぎ氏に、ポルノ女優に対する職業差別意識はなく、どんなに頭が混乱していたとしても問題の発言は絶対に出てこないと力説している。一方で「美保さんは高校時代にヤンキーだったから、やっぱりヤリマンだったんでしょ」と発言した可能性はあるそうで、この“ヤリマン発言”が美保の中で“ポルノ女優発言”にすり替わったと推察している。

 その上でうさぎ氏は「私が思うに、美保さん自身が己の出自にコンプレックスを持っているのではないか。彼女がにっかつロマンポルノ出身であることは有名だし、今さら隠すわけにもいかないから開き直ったふりをしているが、じつのところは、『元ポルノ女優』と言われることを非常に恐れ、かつ嫌っていて、ちょっとした他人の発言や所作にも『あたしがポルノ女優だからこんなこと言われるんだ!』という解釈をしてしまうのではないか」と結論付けている。

 とはいえ、うさぎ氏本人が否定しても、先の“ポルノ女優発言”は大々的に報じられ、半ば既成事実化していることも事実。こうした状況をうさぎ氏は「言葉の死」と表現した上で、同誌でこう結んでいる。

「私の言葉は完全に完全に殺された。言葉で食ってきた人間が言葉を殺されたら、どうなるのだろうか。生きている意味すらなくなるのではないか?」

 “自死”をほのめかす言葉に、業界は騒然となっている――。

最終更新:2015/02/26 17:07
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