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日刊サイゾー トップ > その他  > 建築現場で働くプロレタリア芸人

同期が売れていく中、苛酷な建築現場に…「プロレタリア芸人」の怨嗟の声を聞け!

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

proletariatgeinin_01_150219.jpg『プロレタリア芸人』(扶桑社)

 一時期のお笑いブームが過ぎ去ってから数年。テレビからはネタ番組が消え、お笑い芸人たちにとっては厳しい時代となっている。売れているのはテレビで見かける一握りの芸人のみで、ほとんどが仕事もなく食べていけない状況なのは言うまでもない。

 そんな厳しいお笑い界のなかで、まったく仕事がない中堅芸人の現実を、アルバイトという側面から浮き彫りにするのが、お笑いコンビ「ソラシド」のボケ担当・本坊元児の著書『プロレタリア芸人』(扶桑社)だ。

 本坊元児は、1978年生まれの愛媛県出身、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの養成所・NSC大阪の20期生。麒麟やアジアンが同期で、1期後輩にはロバートや森三中(ともにNSC東京)、2期後輩にはキングコングやウーマンラッシュアワー村本大輔などがいる。

 2001年に同期の水口靖一郎とソラシドを結成し、大阪を拠点に活動していたが、同期や後輩たちが次々とブレイクするなか、売れないままの生活が続く。

 当時、「baseよしもと」という若手芸人が出演する劇場のレギュラーメンバーだったソラシド。劇場内では芸人内での“貧富の差”が如実に出ていたという。

最終更新:2015/02/19 13:00
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