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深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】vol.308

現役アイドルに“顔射”を迫る鬼畜ドキュメント! アイドルvs.AV監督『劇場版BiSキャノンボール』

biscannonball01.jpg3年半にわたってアイドルの常識を壊してきたBiSのメンバーたちだが、解散ドキュメンタリーで予想外の事態に追い込まれてしまう。

 人気アイドルグループの解散ドキュメンタリーを怖いもの知らずのAV監督たちが撮り上げるとゆー、とんでもない無茶ぶりで話題を呼んでいる『劇場版BiSキャノンボール2014』。撮られるアイドルグループは2014年7月8日に横浜アリーナにファン8000人を集めて解散ライブを行なったBiS。そのメンバー6人を解散ライブの前日から3日間にわたって密着取材したのは、カンパニー松尾を隊長とする大ヒット作『劇場版テレクラキャノンボール2013』(14)で異能ぶりを発揮したハメ撮り師たち。全裸PVやメンバー間の内紛さえもネタにしたアイドルらしからぬ非常識さで人気を得たBiSと『テレクラキャノンボール』で蛮勇を馳せたAV監督たちを掛け合わせると、一体どんな化学合成が生じるのか? 立ち見客でごった返すテアトル新宿の初日は、BiSファンと『テレキャノ』マニアとの期待と不安が入り交じった熱気で包まれた。

 もともとはスペースシャワーTVで放送するBiSの解散ドキュメンタリー番組として企画されたものだが、非常識さで売り出したBiSの解散をフツーにまとめてもつまらない。そこで白羽の矢が立ったのが、希代のハメ撮りAV監督として熱狂的なファンのいるカンパニー松尾だった。でも、カンパニー松尾はBiSのことを知らないし、密着取材するにも時間があまりない。一度は断ることを考えていた彼の頭の中に閃いたのは、AV監督たちがどれだけ素人女性をナンパできるかを競い合う『テレクラキャノンボール』のフォーマットをそのまま活用するというアイデアだった。折しも、『テレクラキャノンボール』はAV作品ながら映画館で大入り満員が続いていた。そして奇しくもBiSメンバーは6人、『テレキャノ』のハメ撮り師たちも6人! 横浜アリーナでの解散ライブの前日のリハーサル、リハーサル後の夜、そして解散ライブ直後までの完全密着ドキュメントが始まった。

 『テレキャノ』でおなじみカンパニー松尾らハメ撮り監督たちとBiSのマネージャー渡辺淳之介、スペースシャワーTVの高根順次プロデューサーらが集まった男だけの企画会議がめちゃめちゃ楽しそうだ。いつもは素人の女の子や熟女たちを相手にしているハメ撮り師たちは、現役アイドルをマンツーマンで撮影することになって浮き足だっている。ちなみにBiSメンバーには『情熱大陸』みたいなキレイなドキュメンタリー番組だよ~と伝えているらしい。でも、まぁ、フツーに考えれば相手は現役アイドルで、しかも解散ライブを控えている。ハメ撮りはありえない。じゃあ、逆にルール設定しても構いませんよねと、カンパニー松尾らはうれしそうにBiSキャノンボール用の得点システムを決めていく。

 +3P→セミヌード、電話番号ゲット、貴重な過去の話
 +2P→涙、寝顔、キス、靴下の匂い嗅ぎ、おなら
 +1P→寝起き、ほっぺハグ、ハグ、肩叩き、手つなぎ

 ただし「やめてください」は−5P、渡辺マネージャーからのクレームはポイント剥奪か退場

 スーパーボーナスポイント
 +100P→ハメ撮り
 +9P→オナニー
 +7P→フェラ
 +7P→ヌード
 +5P→手こき

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