山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化
バレンタインにチョコを贈るのは日本と韓国だけ…商業主義がつくりだす空虚な習俗
2015/02/09 12:55
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
『バレンタインデーの秘密 愛の宗教文化史』(平凡社新書)
バレンタインデーまで1週間を切って、デパ地下やコンビニのチョコレート商戦も過熱してきた。生まれてから一度もチョコを貰ったことのない(お母さんを除く)、筆者のような人間は、そんな光景を冷ややかな目で眺めて、こう毒づくのだ。
「けっ、企業の戦略に踊らされやがって」
あちこちで聖人バレンタイン伝説にちなんで、2月14日のバレンタインデーは「愛の日」だとアピールされているが、これを鵜呑みにすることはできない。意地悪を言えば、購買をそそるための神秘性と、伝統的な正当性をもって「チョコを配らなければいけない」とバイアスをかけるための巧妙な商法でもあるからだ。
最終更新:2015/02/09 13:03