B’z、ももクロ、関ジャニ……一番モメてるウィキペディアはどれだ!?【邦楽アーティスト編】
#スズキナオ #勝手にしらべ隊
インターネット時代の百科事典といえば、誰もがお世話になっているウィキペディアである。
このウィキペディア、例えば「さだまさし」のページでいえば、普段目にするのはこちらのメインページ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%97)だと思う。それとは別に、ウィキペディアの各ページに「ノート」というサブページが存在するのをご存じだろうか?
ウィキペディアは、誰もが自由に編集できる集合知的な百科事典。この「ノート」は、各ページを編集する人のための議論の場なのである。例えば「さだまさし」の「ノート」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E3%81%95%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%97)を見てみると、かなりのボリュームで文字が並ぶ。これらはすべて、ウィキペディアをより良くするために、各編集者が対話した記録なのである。ピックアップしてみると、
「修正依頼」という項目には、こんな記載がある。
―さだまさし研究会(さだ研)
―私設のファンクラブに過ぎない団体の動向についてこれほど詳細な記述が必要なのでしょうか?
「さだ研」に関する過剰に詳細な記述……。確かに、ある程度簡潔にすべきなのかもしれないが、逆にちょっと読んでみたくなる。
また「分割提案」という項目では、
―「倉本聰との関係 「北の国から」のエピソード」の節を、最初と最後の段落を残してそれ以外を「北の国から~遥かなる大地より~」に分割することを提案します。理由は以下の通りです。(以下略)
素人目からすると、前者と後者の違いがもうなんだか分からない……。が、こうした細かなやりとりを経て、徐々に充実したページが作られていくわけだ。つまり、この「ノート」は、どれだけそのウィキペディア項目が愛されているかのバロメーターともいえるのではないだろうか?
前置きが長くなったが、今回、複数の邦楽アーティストを対象に、「ノート」ページでどれだけ議論が行われているかを調査してみた。これによってアツいファンに強く愛されているミュージシャンが浮かび上がってくるはず。調査対象には、オリコンの「好きなアーティストランキング2014」(http://www.oricon.co.jp/special/1499/)にランクインしたミュージシャンや、紅白歌合戦・レコード大賞出場者、邦楽史の各年代の重要アーティストなど、およそ100組をチョイスした。
調査の方法は至って簡単。「ノート」ページの文字数を徹底的にカウント! 字数の多いほうが勝ちである。各ページに共通するデフォルトの文字は除外して10の位は切り捨て、まあおおよその文字数と思っていただければ幸いである。
上位ベスト10はこちら!
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