反省の色ナシ!? ローラパパに「また詐欺をはたらくのでは?」と当局が警戒する理由
#事件 #ローラ
まったく「オッケー」じゃない!?
タレントのローラの父で、詐欺罪で起訴され、来月5日に判決公判を控えるジュリップ・エイエスエイ・アル被告(55)が不審な動きを見せている。
起訴状によると、ジュリップ被告は2007年4月、母国バングラデシュの病院で診療を受けたとする虚偽の申請書を作り、東京・多摩市に提出。海外療養費約98万円をだまし取ったとされる。
昨年12月22日に東京地裁で開かれた初公判で、ジュリップ被告は起訴内容を認めた。検察側は被告に対し、中古車を扱う仕事がうまくいかず、生活費に困窮していたと指摘。先月30日に行われた第2回公判で、ジュリップ被告は追起訴された07年と12年の2件の保険金詐欺も認めた。「子どものことを考えると、恥ずかしくて言えなかった」と、逮捕直後に容疑を否認していた理由を涙ながらに語る場面もあった。
だが、この姿を“演技”と見る捜査関係者、芸能関係者は少なくない。検察側も意に介さず、「あなたがほかの人に詐欺を持ちかけたことは?」と厳しく追及。ジュリップ被告は「ノー! ノー!」と、声を荒らげて否定したという。検察側は懲役2年6月を求刑した。
捜査関係者は、ローラパパの悪質性を厳しく指摘する。
「当初から当局はジュリップ被告が詐欺グループで指南役を務めていたと見て、捜査している。第2回公判で検察側は、都内のバングラデシュコミュニティーに住む同国人たちも詐欺行為をはたらいていないか追及していた。当局は、ジュリップ被告への捜査を皮切りに、バングラデシュコミュニティーにはびこる詐欺の壊滅を狙っているとみられる」
一般紙社会部記者も同じような見解だ。
「ジュリップ被告は先月26日に保釈され、息子が身元引受人となったが、『住居制限』(保釈された被告人に対し、住居を制限すること。監視下に置く意味合いが含まれる)から反するような不審な動きを見せた。保釈直後に『東京・江東区に住居変更したい』と、地裁に申し出たそうです。当局は当然、『保釈直後の住居変更申請は意味不明。詐欺グループに接触するのでは』と警戒を強めています。反省の色が薄いとみられても仕方ない」
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