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「代表戦も八百長だろ」アギーレ解任の裏にあった“億単位”スポンサーへのクレーム騒動

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 やっぱりレッドカードだった。八百長疑惑が浮上していたサッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督が解任された。疑惑が持ち上がってから、協会内部では密かに後任探しをする一方で、一部の役員が「就任から数カ月で解任となったら任命責任を問われてしまう」と自らの責任回避で続投を決めていた。

 しかし、協会が契約するスポンサー企業には、サッカーファンからのクレームが相次ぎ、広告代理店のサッカー担当も「これが解任を後押しした」と話した。

「公式サプライヤーのアディダスなど、億単位の契約を結ぶスポンサーはいずれも大企業で、このまま続けさせて法的に有罪となったら、任命責任では済まされない騒動になります。さらにまずいのは、この話を追及すると、マフィアに金を流した裏社会とのつながりが出てくる可能性があることです。日本では暴力団がらみの話は絶対アウトで、海外マフィアでもこれは同じ。もし続投させれば、日本がらみの試合までマフィアの賭博に絡んだ八百長疑惑にまみれることも考えられました」(同)

 実際、スポンサーに寄せられたクレームの中には「アギーレ監督が、日本代表の試合でも八百長をやっている」という強烈なものもあったという。

「飲食関係のあるスポンサー企業には“マフィアに八百長疑惑を証言されたらマズい。監督は現在も彼らの言いなりで、(1月の)UAE戦に敗北したのも八百長だ”という内容のクレームがあったんです。ケガの影響が懸念されていた森重真人を出場させ、調子を落としている香川真司を執拗に使い続けたのはおかしいという内容で、実際にある賭けサイトでは、この試合のオッズはUAE勝利に16.5倍という高配当がついていて、マフィアが大儲けしたのではないかと書かれてました。実際にどうだったかより、こういう疑いが、負けるたびに浮上してしまうのは最悪でした」(前出・代理店担当者)

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