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日刊サイゾー トップ > 海外  > 【作ってみた】無慈悲な平壌料理
根なし草ライター・安宿緑の「平壌でムーンウォーク」

無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のメニューを作ってみた【牛足の煮こごり】編

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 できたぜ!

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 なんだかんだで、形にはなりました。しかし、なんか見本と比べて、身が詰まりすぎじゃね? という感じも否めません。もうちょっと見本みたいに透明感がほしかったんですが。

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 食べてみると、「硬っ! なんじゃこりゃ!」。

 そう、あの時ビビッて入れた粉ゼラチンが、ガチガチの大仕事をしてらっしゃったのです。そりゃもう、グミキャンディ並みの硬さでございました。ゼラチンを加えた分、相応の水を加えていれば、程よい硬さと透明感を醸し出すことができていたでしょう。ついでに、脂分も凝縮されたせいか、一切れ食べただけで胃もたれがしてしまいました。

 しかし、味は決してマズくはなく、先輩に差し入れたところ、いつもはケチを付けられるはずが、今回はそこまでボロクソに言われませんでした。

 それにしても、日本でもこれだけ手間がかかるなら、北朝鮮ではなおさら、機会を逃したら一生食えないというレベルのレア料理なのかもしれません。そのほか、これを上回る無慈悲な料理がめじろ押しなので、今後も無理のない範囲でチャレンジしていきたいと思います。

●やす・やどろく
ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

最終更新:2015/01/28 18:00
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