“お騒がせ”韓国活動家の「竹島ゴルフ大会」計画に、韓国インテリがため息「また余計なことを……」
#韓国
日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国呼称:独島)で、とんでもないイベントが行われようとしている。韓国メディアが報じたところによると、今年8月に竹島でゴルフ大会を開くプランが持ち上がっているというのだ。
竹島がゴルフのネタにされることは、過去にもしばしばあった。例えば仁川市にある「SKY72ゴルフ場」では以前、コース内に“韓半島ホール”を設置。朝鮮半島の形をしたフェアウェイ右横にあったハザード・エリアに竹島を連想させるスポットを人為的に造り、そこに太極旗を立てて訪れたゴルファーたちを楽しませていた。江原道の「O2 ゴルフ&リゾート」では、グリーン周りに竹島の形をした“独島バンカー”なるものを造り、ティーショットから直接そこにボールが収まったゴルファーには、抽選で「独島旅行券」がペアで当たるというイベントを行っていたという。
ただ、今回のように、竹島そのものが舞台になるのは初めてのことだ。竹島は西島と東島からなる総称で、2つの島の距離は約150メートルになるが、ちょうど160ヤードぐらいになるその距離を利用して、韓国側が宿舎を設置している西島にティーグラウンド、東島には特設グリーンにパー3のショートホールを造り、ゴルフを楽しもうというのである。
このイベントを企画しているのは、誠信女子大学のソ・ギョンドク教授。文化観光部(日本の文部科学省に相当)の海外文化広報院諮問委員、国家ブランド委員会委員などを歴任し、著書や番組出演も多数。かつては国営放送KBSで『ソ・ギョンドクの国家代表』という冠番組も持っていた有名人で、自称“韓国広報専門家”を名乗っているのだが、その言動はかなり扇動的だ。
例えばニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ウォールストリート・ジャーナルなどに、「竹島は韓国の領土」と主張する広告を出稿したり、慰安婦問題に関して日本に謝罪を促す広告を出稿。「日本海(sea of japan)」と表記するメディアや関係各所に抗議して、「東海(east sea)」と書き直させる運動も展開している。昨年5月には、エムブレムを中心に放射状に広がっていく11本の線が旭日旗を連想させるとして、サッカー日本代表のユニホームを批判する広告をニューヨーク・タイムズに出稿。最近も世界経済フォーラムの年次総会が行われるスイス・ダボスにわざわざ出向いて、「Come visit East Sea 2015」と書かれた巨大ビルボード広告(横10m×縦2m)を掲示しているのだ。
そんなソ教授が、今度はゴルフを利用して竹島が韓国の領土であることを世界にアピールしようとしているわけである。しかも、ただのゴルフ・イベントではなく、「チェ・ギョンジュ、パク・インビら韓国人プロに参加を打診中で、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、アニカ・ソレンスタムにも招待状を送るつもりだ」と大風呂敷を広げたので、「独島(=竹島)でホールインワン」(ネットメディア「NEWSIS」)、「独島で“パー3のゴルフ”をやろう」(ニュース専門テレビ局YTN)と、多くの韓国メディアでも取り上げられている状況だ。
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