『殉愛』幻冬舎が「酒鬼薔事件」少年Aの手記出版を画策? 遺族父が嫌悪感
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
週刊新潮は、NHK『ニュースウオッチ9』の大越健介キャスター(53歳)の3月末降板が内々決定したと報じている。
続投に異論はなかったようだが、昨年末の総選挙以降、雲行きが変わったという。それは大越氏が原発再稼働に「後ろ向き発言」をしたことがあるため、「官邸がこれを嫌気し、NHKに水面下で交代を求めた」(放送ジャーナリストの小田桐誠氏)そうだ。
後任の有力候補は、大越氏の1年後輩に当たる河野憲治国際部長だと新潮は見る。海外支局の経験もあり、マスクもいいそうだ。
だが、経験やマスクより危惧されるのは、安倍首相の言いなりの籾井会長の傀儡キャスターになるのではないかということだ。「視聴者のため」ではなく「安倍首相のため」のNHKに完全衣替えでは、なんのための公共放送なのか?本気で受信料を払うのをやめることを考えるときが来たようだ。
第3位は、ポストお得意の大相撲批判。北の湖理事長も所属する出羽海一門の千賀ノ浦親方(元関脇・枡田山)の部屋の唯一の関取・舛ノ山(十両)が、若い力士を殴ったり、かみついたり、エアガンで撃ったりと、すさまじいイジメをしているというのである。しかも、そうした暴行を受けていたのを親方は知っていたはずなのに、なんの対応もしなかったというのだ。
また、こうした被害を受けた力士の保護者が相撲協会の危機管理委員会に連絡したところ、「息子さんが強くなって、上に上がればそういうこと(イジメ)はなくなりますよ」と言われたそうである。
この委員会は、12年に起きた相撲界の数々の不祥事を予防し、再発防止のために設けられたものだが、これではどこまで真剣に取り組んでいるのかわからない。この保護者が親方に直談判したときも「舛ノ山が次にこのようなことをしたら、すぐに引退させる」と言ったのに、その後、音沙汰なしだという。
白鵬が大鵬の記録を抜いて盛り上がる大相撲だが、相撲界の悪しき体質はいまだ変わっていないということだろう。これでは、07年に起きた時津風部屋の死亡事件のようなことが再び起こるのは間違いない。
お次もポストの記事。ポストによれば、日本領空に接近した軍用機などに対して航空自衛隊戦闘機が緊急発進した回数は、昨年度だけで810回もあったという。
高度な技術を要求されるパイロットだが、その中に「乗る資格があるか疑わしいパイロット」がいると、昨年まで青森県の航空自衛隊三沢基地にいて空士長を勤めていた人間が告発している。
三沢基地は空自唯一の日米共同使用航空作戦基地で、戦闘機F-2が常駐している日本の北部防衛の要だ。
パイロットには年に1度課される試験がある。1つは計器飛行証明試験。もう1つが、特定の戦闘機の装備や操縦方法、整備方法、作戦の把握や管制塔との英語での交信といったパイロットしての基礎能力を確認するための試験だ。しかし、くだんの人間が言うには、試験会場がなく、問題用紙と解答用紙をパイロットに渡して、空いている部屋で問題を解かせるそうだ。
また、佐官クラスなどある程度の幹部には「参考資料」という名目で模範解答のコピーを渡していたという。これでは、落第する人間などほとんどいないのは当たり前であろう。
落第すると、航空手当がなくなる。手当は本給の80%もあるそうだから、死活問題である。だからといって、重大事故につながりかねない試験をおろそかにしていいはずはない。
彼は「国防を担う人間が、不正をしていいわけがない。私は罪の意識に押しつぶされそうになり、昨年、航空自衛隊を辞めることを決意した」という。
だが、警務隊に告発文書を出すと、複数の幹部に囲まれ脅かされたという。そこで、三沢基地を所管する北部航空方面隊に内部通報して辞職する。
ポストの取材に航空幕僚監部は、告発文が来ていることは承知しているが「不正の事実はなかった」と返答している。由々しき問題である。ポストは、この問題はこれからも追及し続けていくべきである。
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