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日刊サイゾー トップ > 海外  > 平壌に「北朝鮮版コンビニ」登場
目標は100店舗!

平壌に“北朝鮮版コンビニ”登場 輸入品排除宣言も「中国製品なしで大丈夫か!?」の声

7eleven11111.jpgイメージ画像

 朝鮮新報によれば、北朝鮮の首都・平壌に昨年12月20日、「新しい形態の商店」がオープンしたという。営業時間は朝6時から夜12時までで、韓国メディアは「北朝鮮式コンビニが登場」と伝えている。

 店名は「ファングムポル(黄金原)商店」で、チェーン店の形態を備えたサービス網である」としている。

 店舗展開の第1弾として、平壌市中心部の中(チュン)区域と普通江(ポトンガン)区域の3カ所でオープン。金正日総書記の誕生日に当たる2月16日に数店舗が第2弾オープンするなど、春までに20店舗の開店を目指し、将来的には平壌で100店舗を展開するという。

 また、運営主体は国営の貿易会社で、各商店も国営。在日朝鮮人や外国人がチェーンに加盟できるかは言及されていない。

 一方、北朝鮮の官営メディアは最近、「創造と建設で国産化の比重を高め、輸入病を大胆に打ち捨てなければならない」(労働新聞1月11日付)などとして、輸入品依存を「病(やまい)」であると規定。国産品の利用を促している。

 北朝鮮の商業事情に詳しい在日コリアンの会社経営者は「北朝鮮のマーケットは、中国から流入するモノなしには回らない。国営商店が国産品にこだわるなら、コンビニを100店舗も展開するのは難しいのではないか」と分析。

 まさか、商品棚がガラガラなんてことにならなければよいが……。
(「デイリーNKジャパン」<http://dailynk.jp>より)

最終更新:2015/01/22 21:00
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