山本圭壱復帰で、加藤浩次が共演切望も……「極楽とんぼ」コンビ活動再開の“実現度”
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4日、お笑いコンビとしての活動を停止している極楽とんぼの山本圭壱が芸能活動の再開を発表した。今月19日に都内の劇場でお笑いライブを開催することになったという。
翌5日には、相方の加藤浩次が、MCを務める『スッキリ!!』(日本テレビ系)で「この延長線上に極楽とんぼ復帰、極楽とんぼがもう1回ライブをやったり、2人で活動できるように、僕も心から思っております」と、コンビとしての活動再開を切望するコメントを出した。
山本は2006年、当時17歳の少女に飲酒させた上で強姦したとして書類送検され、所属していた吉本興業は山本を解雇。吉本は「極楽とんぼ」の解散を発表している。
以来、幾度となく活動再開について取り沙汰されてきたものの、山本の具体的な仕事復帰は9年ぶりとなる。
この山本の復帰についてはネット上の掲示板などでも賛否両論が渦巻いているが、芸人仲間やお笑いの現場は一様に歓迎ムードだという。
「今回の復帰についてもロンドンブーツ1号2号の田村淳や雨上がり決死隊の宮迫博之らがTwitterに歓迎コメントを書き込むなど、山本は吉本を解雇された後も芸人仲間から厚い信頼を集めています。今回はライブでの復帰となりますが、仮にテレビ復帰となれば、共演者からの強力なバックアップは約束されたようなものですが……」(芸能記者)
だが、テレビ復帰は「かなり難しいだろう」と見るのは、都内の制作会社関係者だ。
「各テレビ局が昨今、コンプライアンス重視の方針を打ち出していることはもちろんですが、SNSの普及などによって、06年当時とは比べ物にならないほど視聴者の意見が増幅されやすい環境になりました。それで、局側が以前にも増してクレームに気を使うようになってきているんです。山本を出演させれば、局ではなく番組スポンサーに“電凸”が殺到することになるでしょう」
また、加藤が望む「極楽とんぼ」の活動再開についても、実現度はかなり低いという。
「吉本は解雇以前から、山本の“女遊び”については幾度となく注意していた。ただのスキャンダルならまだよかったものの、少女に対する強姦容疑での書類送検、しかも芸能界の大御所・萩本欽一が主宰する野球チームの遠征帯同中という最悪のタイミングだったので、吉本側が山本を許すことはありえません。加藤が吉本に所属している限りは、公式に“コンビ活動再開”となることはないでしょう。ただし、吉本としても朝の帯番組でMCを務める加藤を簡単に切ることができないのは事実。加藤が強硬にコンビ復活を望めば、“山本のライブに、加藤がゲスト出演”といった形が落としどころになるのでは?」(前出・芸能記者)
ともあれ、まずは山本が19日のライブで、お笑い芸人としての“実力”が衰えていないことを証明するのが先決である。
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