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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 小栗月9、映画化が条件だった!?

そもそも映画化が条件だった!? 大炎上の小栗旬主演月9ドラマ『信長協奏曲』舞台裏

nobunaga1226.jpg『信長協奏曲』フジテレビ

 22日に放送された小栗旬主演の月9ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)の最終回が、物議を醸している。

 同ドラマは石井あゆみ氏原作の人気漫画で、現代の高校生が戦国時代(1549年)にタイムスリップし、織田信長として天下統一を目指す物語。小栗は戦国時代にタイムスリップする高校生のサブローと、織田信長を一人二役で演じた。


 共演は信長の正室・帰蝶を演じた柴咲コウ、信長の筆頭家臣・池田恒興を演じた向井理のほか、山田孝之、藤木直人、高嶋政宏、Kis-My-Ft2の藤ケ谷太輔ら。映画並みの超豪華キャストだったが、「まさか」は最終回に起こった。

 信長の最期といえば、ご存じ、本能寺の変だが、そこへたどり着く前に放送は終了。続きは来年冬公開の劇場版で! というオチだったのだ。これには視聴者も激怒。放送終了後からネット上では「視聴者を完全にナメてる」「結局、映画の宣伝ドラマかよ」などと批判が殺到した。

 テレビ関係者は「ドラマの映画化は一般的だが、ドラマはドラマで1つの物語を完結するのが常識。それが今回は、映画を見ないと結末がわからない。視聴率低迷し、広告収入にも影響が出ているフジテレビとしては、劇場版でひと儲けを考えたのだろうが、今回はあざとすぎた。さらなる視聴者離れを招きかねない」と分析する。

 主演の小栗サイドの意向もあったようだ。

「オファーを受ける条件が、映画化だったそうです。小栗の所属事務所は、大ヒットした『クローズ』シリーズや実写版『ルパン三世』の製作も手掛けている。『信長協奏曲』も映画化すれば、その製作に一枚かむことは間違いない。映画化は、フジと小栗サイド双方にうまみがあるんです」(映画関係者)

 同ドラマは初回15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートするも、その後は右肩下がり。最終回の平均視聴率は10.7%だった。「続きは来年の映画で!」と聞いて、いったい何人が劇場に足を運ぶのだろうか……。

最終更新:2014/12/26 11:15
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