今年はこの製品がすごかった! ITライターが本気で勧める「BEST BUY 2014」
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デジカメでは、「LUMIX LX100」が光っていた。レンズ一体型のデジカメながら、1型を超える4/3型のセンサーを搭載しているのがウリ。もちろん世界初で、画素数は1,280万画素。レンズは35㎜換算で24-75mm、F1.7-2.8と文句なし。4K動画が撮影できるのも特徴。将来は、ディスプレイやテレビが4Kに移行するのは間違いなく、今のうちから映像素材を4Kにしておきたいところだ。
書類や紙資料はすべてスキャンしてクラウドに保存している筆者としては、「ScanSnap iX100」に驚いた。自宅では「ScanSnap iX500」を利用しているのだが、出張先で資料を取り込むためにコンパクトな「S1100」を愛用していた。このモバイルスキャナーの新モデルが「ScanSnap iX100」だ。バッテリーを搭載し、単体で動作。Wi-Fi接続でPCやスマホにスキャンデータを取り込める。出先でも大量のカタログをゲットしたり、出張先で名刺を整理してしまえるようになった。
特定の製品ではないが、MVNOもブレークした年だった。ドコモなどのキャリアの回線をレンタルして安価に提供するサービスで、イオンや楽天、ビックカメラなどさまざまな製品が登場した。自分にぴったりのサービスや製品を選ぶのには知識が必要だが、携帯料金が数分の1に抑えられるので注目が集まっている。
今年は、スマホと連携するSF的デバイスのスマートウォッチも続々と登場。とはいえ、イマイチ大人が常用するにはとがりすぎていて、最高! といえる製品はなかった。また、iPhone 6 Plusは大きすぎたか。4.2インチくらいのをiPhone 6、4.7インチをiPhone 6 Plusにすれば、もっと売れたかも。iPadは、それほど進化しなかったのが残念なところ。来年に期待したい。
(文=柳谷智宣)
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