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今度のスマホは八角形!!!? ワンランク上を好むこだわり派ユーザーに、富士通「ARROWS NX F-02G」

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 世界最高峰の高精細ディスプレイと超高速通信を楽しめる、富士通の新スマートフォン「ARROWS NX F-02G」。ハイスペック機種として、早くもガジェット好きを中心に話題を集めているが、実はデザイン面でもかなりこだわりがあるという。そこで今回は、富士通デザイン株式会社プロダクトデザイン事業部チーフデザイナーの吉橋健太郎氏に、本機種のコンセプトや開発秘話を訊いた。

――まず、今回の機種をデザインするにあたっての、コンセプトを教えください。

吉橋健太郎氏(以下、吉橋) 世の中、シンプルなデザインのスマートフォンが主流の中、どうやったら店頭でお客様の手に取ってもらえるか、というところからスタートしました。「ARROWS NX F-02G」の最大の売りである、世界最高峰の高精細ディスプレイというスペックを、どうデザインに落とし込むか。四角い、画面だけのデザインが多くなっている中で、将来的には画面がどんどん広がり、余白もフレームもなくなっていく。そう考えると、最初に画面の四隅を持つんじゃないかと。昔、印画紙に焼かれた写真を持つときに、中央をベタっと触る人ってあまりいなかったじゃないですか。だいたいみんな、四隅を持つ。だから、四隅にヒントがあるんじゃないかと思ったんです。

――そこから生まれたのが、クアッドデザインですね。

吉橋 高画質というところからイメージしたのは、ダイヤの指輪の輝き。ダイヤの指輪は輝きを最大限に生かすために、必要最小限の四隅で石をかませている。それをヒントに、画面を四隅でかませる感じにしたらどうかということで、クアッドデザインを採用しました。その流れで自然に生まれたのが、八角形のオクタゴンフォルムです。八角形というのは、中世の時代から家紋やお城の天井などにも使われてきたデザインで、人の生活とも親和性があるんです。現在、スマホは縦使いが多いですが、これだけ高画質になり、画面が大きくなればなるほど、横にして使う人も増えてくる。このデザインなら、どんな持ち方をしても手にフィットします。

――確かにすごく持ちやすいですし、安定感もあります。本体をグルッと囲う、金属フレームも特徴的ですね。

吉橋 これはメタルエッジフレームというもので、アルミなんです。ダイヤの指輪には相応の品質のリングが必要ですが、同様に世界最高峰の画面ならば、四隅を高級感ある素材で囲う必要がある。その発想から、今のプロダクト商品の中では一番アルミが合うんじゃないかと思ったんです。アルミは、高級感や所有感を満たしてくれる素材。これならお店に入った瞬間、ライバルの機種と比べて、存在感を示せるはずです。

――このメタルエッジフレームですが、実現するにあたって、かなり苦労されたそうですね。

吉橋 かなり特殊な形状なので、その分、複雑な製造工程を経ています。普通は金型にやわらかい樹脂を流し込んで、たい焼きを作るみたいに作るんですが、アルミの場合はひとつひとつ削らなければならない。形が複雑になればなるほど、作業工程が増えるんです。極端な話、高級時計のベゼル(カバーガラスをケースに固定するリング状の部品)を作るのと変わらないような工程です。色も塗装してつけているのではなく、染色といってアルミに電気を流して染めるという手法。塗装だと色がはげたりしますが、普通に使っている分には半永久的にはがれません。

――部分部分によって、輝き方が違うんですね。

吉橋 光の輝きもすべて計算しています。一目でアルミだとわかるよう、ひとつのフレームの中で、いろいろと質感を変えているんです。垂直水平になっているところは一番キラッとして、画面に対する緊張感だとか、高画質に負けない佇まいを、上下左右のダイヤカット処理で演出します。四隅のところは一番手に当たる部分なので、手当たりをよくし、ツヤやアルミの温かさが伝わるようなブラスト処理を表面に施しています。それによって、アルミの輝きの強弱の違いを出しています。同時に、フレームはアンテナとしての機能も果たしています。

――今回はブラック・ホワイト・オレンジの3色展開ですが、それぞれコンセプトやターゲットをお教えください。

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