歌舞伎町激震! “元アウトローのカリスマ”瓜田純士が「ヒキオタニート」になっちゃった!?
#インタビュー #瓜田純士
――そんな少女漫画のワンシーンのような出会い方だったんですか。そのとき瓜田さんはなぜ、その交差点に佇んでいたんですか?
純士 先輩が経営する飲み屋で知り合ったばかりの、得体の知れないババァをエスコートしてる最中だったんですよ。「ちょっとお兄さん、ディスコ連れてって」と頼まれて、先輩の知人なので渋々エスコートしてたけど、どうしてもまきたかったので、コンビニの前で時間を稼ぎながら「早く消えろよ!」と思ってる最中に、いきなり背後からバーン! と彼女がぶつかってきた。いつもの僕なら振り向きざまに「おい、コラてめえ!」と怒鳴るところですが、それをやらずに「どこ行くの?」と優しく聞いたのはなぜか? ある人に言わせれば「見た目が好みじゃなかったら、ぶっ飛ばしてたんじゃないの?」とのことですが、その通り。心のどっかで「あれ? ちょっとイイかも」と思ったんですよ。
――麗子さんの第一声は?
麗子 酔っぱらってたからよく覚えてないんですが、「お兄さん、ロックしてる人?」みたいなことを聞いた記憶があります。ホンマにロッカーやと思ったんです。革ジャンやしタトゥー入ってるし。そのときは「瓜田純士」なんて全然知りませんでしたから。
純士 彼女は覚えてないと言い張るんですけど、あのとき僕のことを「カッコイイ」と言ったんですよ。
麗子 絶対言うてへん! 言うたとしても、タトゥーのことを言うたんちゃう?
純士 いや、酔って本音が出たんでしょうね(笑)。で、縁って面白いなと思うんですが、彼女が関西弁だったから、「お嬢ちゃん、西の子か?」と聞いたら、「そうやで」と言うから、「俺も西には友達多いぞ」などと、しばらくそこで立ち話をしてたんですよ。そしたらたまたま共通の知り合いの名前が出た。「ええ! なんで知ってるん?」と言うから、「知ってるもなにも、その人の名前をタトゥーで体に彫ってるよ」と言って、タトゥーを見せたんです。
麗子 あれにはホンマ、驚きました。
――すごい偶然ですね。それですぐさま意気投合したんですか?
純士 いや、お世話になってるその兄さんの元カノだったりする可能性もあるので、うかつに乗っかったりするのはマズいと思って、とりあえずその日は、次の店まで丁重に送り届けました。そこがレズバーだったから、あ、この子はレズなのかなと思いつつ、「始発になったら帰りなさいよ」と優しく言って、連絡先だけ交換してその日は別れた。その後、世話になってる人の元カノとかではなく、レズでもないとわかったので、連絡を取り合って交際が始まり、今に至るという感じですね。
――運命的な出会いといえそうですね。
純士 出会い方も共通の知人がいたのもできすぎだし、「ウチ、こんなに優しくされたの初めて(ハート)」なんて、「チャンプロード」の見出しみたいなメールも届いたりしたから、僕はしばらく、ハニートラップかと疑ってましたよ。
麗子 そんなメール、送ってないから! こんなに余計なことをペラペラしゃべる男って、ほかにいますか? 朝から晩までこの調子でずっとひとりでしゃべってるから、最初の頃は「この人と一緒にいてたら、自分がしゃべる暇なくて頭ボケるな」と思いましたよ。
純士 彼女も西ではよくしゃべる部類だったそうです。今はしゃべる暇がないというけど、その分、彼女は夜の営みのときに体で盛んに会話をしてくるんですよ。
麗子 ホンマ、ええ加減にしいや!(笑)
純士 まあでもホント、こうやって延々と「瓜田道」みたいな話を聞かされてる妻もよく耐えてるなと思いますけど、引きこもり生活は楽しいですよ。しかも、室内は最強ですから。
――室内は最強?
純士 はい。半グレに狙われようが、切り裂き魔やストーカーに狙われようが、自分の家から一歩も出ずに、買い込んだ食材に囲まれながら暮らしていれば、「てめえら俺のクビを取りたかったら、ノルマンディに上陸するくらいの覚悟で来いや!」と強気になれるんですよ。室内にいる限りはね(笑)。敵が本当に来たら? 110番すればOK。室内最強ですよ。
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