歌舞伎町激震! “元アウトローのカリスマ”瓜田純士が「ヒキオタニート」になっちゃった!?
#インタビュー #瓜田純士
――その心は?
純士 ヨボヨボになりながらもゲートボールやったり、若い姉ちゃんのケツ追いかけ回したりしているジジイの「人間、簡単には死なねえよ」って言葉と、暴走族で無謀運転している若僧の「人間、簡単には死なねえよ」って言葉、どっちを信じます? ジジイの言葉でしょう。僕はそこを目指してるから、最近はもっぱら早起きだし、健康そのものです。虎視眈々と世界を視野に入れつつも、携帯も持たず情報も持たず誰とも会わず、妻とマンネリ化しないよう楽しみつつ、早く寝る毎日。この境地に早くたどり着けてよかった。
――夫婦円満のコツは?
純士 まず、ウソをつかないことですね。実は先日、ヤマーンに内緒でパチスロに行ったら、服がタバコ臭くなったせいか、「あれ? 今日もしかして私に内緒でパチスロ行った?」と聞かれたんです。「世界へ羽ばたく仕事のために虎視眈々」とか普段カッコつけたことを言ってる手前、パチスロに行ったとは言えなくて、「仕事関係で人に会ってた」とウソをついてごまかそうとしたんですが、次の瞬間、僕のパーカーのポケットから1枚のコインがチャリーンと落っこちたんです。
――ヤバいですね。
純士 ええ、そこで素直に謝ってればまだよかったんですが、「これは今日のコインじゃない、去年ポケットに紛れ込んだコインだと思う」とウソを塗り重ねたら、「そのパーカーは数日前に買った新品やろ!」と突っ込まれて、夫婦ゲンカに発展しました。だからウソはよくないなと思って、それ以降は正直に「これからペカリに行く」と言うようにしています。隠し事はトラブルの元ですよ。
――なるほど。
純士 あとは、夫婦ゲンカになりそうになったときには、野郎が先に謝ることですね。昔は「俺が右といえば右だ!」で通してきた僕ですけど、最近は10,000対1で僕が正しくても、ブン殴りたい気持ちをグッとこらえて、ひと呼吸置いてから、妻に謝るようにしています。怒りを引きずるのは時間の無駄。悔しくても「ゴメンね、俺も言いすぎた、勉強するよ」って言うと、相手も素直になってくれて、すぐ仲直りできる。
――奥様が目の前にいるのに、そこまで手の内を明かしちゃって大丈夫ですか?
純士 僕、普段からヤマーンにはそう言ってますから。「今、悪いと思ってないけど謝ったよ」と。そうすると、ヤマーンも関西人で気性の荒い女ですから、「なんやワレ!」とか言ってくるんですけど、小さな小さなみつばちハッチにチクッと刺された程度のことで、百獣の王ライオンがいちいち本気を出しますか? 僕からすれば、ライオンが昼寝をしながらヒュンと尻尾を振って、みつばちを追い払ってるような感覚です。
麗子 (笑)。まあ、私も意地っ張りですから、純士のほうから謝ってくれへんかったら、ケンカが終わらないのは事実です。でも自分から謝るなんて、昔の瓜田だったらありえないことですよね?
――確かに。お酒をやめたから、穏やかになったのでは?
純士 僕が怒る“瓜田タイム”は、酒の有無とは関係ないんですよ。飲んでなくても、怒るときは怒りますから。ただ、飲むと瓜田タイムの尺が延びる(笑)。いずれにしても、愛する妻とはケンカをしたくない。外で夜遊びして遅い時間に帰ったりすると「どこ行ってたのアンタ!」と詰められてケンカになるだけだから、僕のような愛妻家は結果的に家から出なくなり、ヒキオタになるんです。ちなみに、引きこもりになると普通は太りますけど、僕は美意識が高いからスリムな体型を維持してます。
――筋トレを続けているんですか?
純士 なんですか、それ?
――今年の夏にインタビューしたとき、ダンベルで体を鍛えると宣言していたじゃないですか。
純士 僕みたいな3時間坊主からすれば、あんなの一時のはやりですよ。これを1,000回やれば筋肉痛になって、翌日以降も続ければ筋肉がつくんだなってことがわかったら、「こんなのはバカのやるものだ」と思って、もうやらないんですよ。10代の頃からナチュラルパワーで、ナチュラルビューティーを貫いてます。
――ダイエットのため、甘いものを食べないよう心がけたりは?
純士 いや、甘いものは大好きで、よく食べますよ。新宿アルタの前においしいたい焼き屋があって、ヤマーンもその味が好きなので、僕がたまに街へ出て門限の夕方5時を回りそうになったときは、そこでお土産を買って帰って、家で一緒に食べてます。ただ、ギャルとかお上りさんとかがウジャウジャいるアルタ前で、革ジャン着てサングラスかけてあの店の行列に並んでる僕って、ものすごくみっともないんですよ。しかも、僕の順番が来ても呼んでくれないことが多い。
――お店の人から怖がられているんですかね?
純士 いや、目の前に帽子屋があって、僕はたい焼き屋の行列に並んでる最中にそっちの帽子を見たりもしてるから、「間違えて違う店の行列に並んじゃった人」と思われるみたい。
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