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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 需要ゼロのみのもんたが恨み節
『あさズバッ!』降板から1年ちょい……

みのもんた“報道番組復帰”熱望も、需要なしで恨み節「敗者だとは思ってない!」

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 タレントのみのもんたが10日、著書『敗者の報道』(TAC出版)刊行記念公開記者会見に出席した。「1週間で最も多く生番組に出演する司会者」のギネス記録を持つみのだが、昨年9月に次男が窃盗容疑で逮捕されたことをきっかけに、TBS系『みのもんたの朝ズバッ!』など情報番組を降板。本書ではバッシングの渦中に考えたこと、週刊誌との攻防、次男との会話などを赤裸々に語り、「驕って、負けて、立ち上がる」ことの繰り返しだったという自身の人生を振り返っている。


 現在、報道番組への復帰がウワサされているのみのだが、「オファーはどこからも来ていない」と完全否定。「東スポに“『報道ステーション』の後釜にみの浮上”とかと書かれてたけど、そんなことはない」「1年以上たつんだから、(オファーが)来ると思ってたんですけど。なんでだろう」と笑いを誘った。

 その上で、もしオファーがあればすぐにでもやりたいと意欲を見せ、「やるならやっぱり報道番組をやりたい。今のワイドショーは品がよすぎて、理路整然としている。けれど、報道っていうのは、裏に何かあるんじゃないかって、突っつくような感じでやらないとダメ。どっちかっていうと、品が悪い部分がないといけない。僕はそれが報道の原点だと思います。そういう意味で、今のワイドショーはつまらないし、冒険心がない。ハラハラするキャスターがいない」とチクリ。

 また、14日に行われる衆議院選挙に関しては、「(テレビの)選挙速報が少ないのが疑問。なぜ選挙をするのか、もっと伝えなければ」とし、「報道番組をやるなら、やっぱり原発問題をやりたい」と意気込んだ。

 現在のレギュラーは読売テレビ『秘密のケンミンSHOW』と文化放送『みのもんたの ニッポンdiscover again』の2本で、それ以外は自身が社長を務める水道メーター製造販売会社に出勤しているというみの。「17時過ぎくらいに退社して、それから行きつけのクラブで飲む。1軒30分で、多い時は6軒。ほとんど毎晩行きます」と、一足先に、夜の帝王には復帰したことを明かした。

 10月には「古希の祝い」を盛大に執り行い、現役をアピールしたみの。だがそんなみのを尻目に、この日報道陣からの質問は少なく、物寂しそうな表情が印象的だった。

最終更新:2014/12/11 21:00
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