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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国2014年の人気検索ワードは…

「セウォル号」「マンスール」「アナ雪」……人気検索キーワードで振り返る、韓国の1年

koreaflag1211.jpg「Thinkstock」より

 韓国最大のポータルサイト「NAVER」が、2014年の年間人気検索ワードを発表した。NAVERは検索ワードを、(1)昨年に比べて検索ボリュームが大きく増加した“急上昇ワード”、(2)絶対数を基準にした“最多ワード”、(3)月別で最も多く検索された“月別”、(4)人物、映画、音楽など分野別で最も検索された“分野別”の4つの基準で算出。注目したいのは、今年の話題や流行を反映してくれる昨年対比の急上昇ワードだろう。そのトップ10(PC検索ワード)は、以下の通り。

1位 セウォル号
2位 YouTube
3位 iPhone 6
4位 一陣の大きさ
5位 マンスール
6位 ユ・ビョンオン
7位 FOOTBALL DAY
8位 ソン・ガヨン
9位 ICARUS
10位 アナと雪の女王

 今年の1位を獲得したのは「セウォル号」。6位にもセウォル号の実質オーナーである「ユ・ビョンオン」がランクインしており、韓国の海上事故史上、最悪の惨事となったセウォル号沈没事故が、今年の韓国を代表するイシューだったことを証明している。

 続いて2位「YouTube」、3位「iPhone 6」と日本でもおなじみの検索ワードが並ぶ中で、4位にランクインしたのはウェブトゥーン(Webコミック)『一陣の大きさ』。“一陣”とは、ケンカの強い学生のことで、日本語でいえば「番長」といったニュアンスだ。『一陣の大きさ』は、長身で強暴な高校生チェ・ジャンシンが「成長縮小症候群」という奇病にかかり、番長の座から転落する物語。毎週金曜日に次の話が更新され、そのたびに検索ワード上位にランクインされた。内容の面白さもさることながら、校内暴力を扱った作品だったため、賛否両論を巻き込んで社会的な関心となったようだ。

 5位は「マンスール」。イングランドのサッカークラブ、マンチェスター・シティを買収したアラブ人オーナーで、保有資産額が100兆円以上とされる人物だ。有名人といえば有名人だが、昨年まではサッカーに関心がある大富豪として知られていたくらいだった。が、今年に入って、人気バラエティ番組が「マンスール」というギャグコーナーを放送すると、放送直後から検索ワードランキング上位に急浮上。外交上のトラブルを懸念した韓国石油公社が同番組に掛け合い、コーナー名が「オク(億)スール」に変更されると、マンスールの影響力の大きさがさらに注目された。話題はマンスールの美人妻へと飛び火し、「マンスールの写真をサイフに入れておくとお金が増える」などのウワサも広がる事態に。今年、韓国で最も話題となった外国人の一人だろう。

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