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日刊サイゾー トップ > 海外  > 『有名な平壌料理』作ってみた
根なし草ライター・安宿緑の「平壌でムーンウォーク」

無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のメニューを作ってみた【油揚げ辛味噌いなり】編

 油揚げは三角形に切り分け、ご飯が入る形にします。

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 ご飯をややキツめに詰めて、ヤンニョムを入れる。粘りがあるので、載せるだけでも大丈夫なようです。

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 はい、出来上がり。所要時間10分! どうでしょうか? 色と盛り付けは、オリジナルのほうがいいですね……。やはり、青ネギを加えればよかったです。

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 さて、気になるお味のほうは……。ルームメイトに試食してもらうと、「なかなかおいしい! サッパリしていて、韓国のとなんとなく違う」との感想。おそらく、適当なヤンニョムのおかげかもしれません。

 私も一口食べてみたところ、自分で言うのもなんですが、美味でした。ヤンニョムの香味と爽やかさが、油揚げのギトギト感を打ち消しています。見た目ほど、くどくありません。

 余ったヤンニョムは、ラーメンやサラダに転用しましょう。今回は、旬の生牡蠣(生食用)を漬け込んで、牡蠣キムチにします。

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 以上、北朝鮮の庶民の食卓を再現してみました。

 今後も定期的に、無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のレシピにチャレンジしていきたいと思います。

●やす・やどろく
ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

最終更新:2014/12/25 18:14
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