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アダルト業界の元気炸裂! 初の業界横断大型イベント『Japan Adult Expo 2014』を総括する

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 11月14・15日の2日間、アダルトビデオ業界が一丸となった初の業界横断大型イベント『Japan Adult Expo 2014』が開催された。

 このイベントは、今年から復活した本年ナンバーワンのアダルトビデオを決定する「AV OPEN 2014」の授賞式を中心にして、各社がブースを設けて物販やミニイベントを開催するというもの。参加メーカー数は120メーカー。女優数は109人と、アダルトビデオ業界としては最大規模のイベントとなった。

 初日の金曜日、会場に到着して驚いたのは、その来場者数である。平日の日中ということで、ビジネスデーの雰囲気を想像していたのだが……。すでに会場内は、一般の来場者による熱気でいっぱいだったのである。

 来場していた男性に話を聞いてみたところ、「会社を休んできたのですが……。一度にこんなに多くの女優さんに会うことができるなんて!」と歓喜の声を上げていた。

 それもそのはず、ステージでは「AV OPEN 2014」の授賞式をはじめとして、各種イベントが。さらにブースでも、女優との撮影会などが次々と開催。中には、縄で縛られた女優と一緒に会場内を練り歩く監督なんてのもいたりして、ファンにとってはたまらないサービスの連続だったのである。

 近年、海賊版やさまざまな事情によって、アダルトビデオ業界は活力を失っているという。しかし、このイベントでわかったのは、いまだにアダルトビデオは民衆から渇望される産業であるということだった。

 イベントを主催した知的財産振興協会(IPPA)の担当者は語る。

「金曜日の集客人数は想定外でした。平日ということもあり、もう少し少ないイメージでした。それなのに、こんなに大勢のお客さんが詰めかけてくれ、『AV OPEN 2014』なんて、ステージ周辺がすし詰め状態になるほどでした。本当に、開催して良かったと思っています。あらためて、アダルト業界の現状をPRすることができました。まだまだ業界は元気でした。我々メーカーも、さらなる飛躍を求めて頑張らなければならないですね」

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