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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 高倉健流 暴力団の付き合い方
ジーパン刑事の「芸能界マル秘裏ネタトーク」,芸能界マル秘裏ネタトーク

高倉健さん訃報……ヤクザ映画全盛期の、本職との“付き合い方”って?

挨拶を欠かさなかった高倉健さん

 

片岡 健さんといえば、義理人情に厚いエピソードばかり聞かれる方ですよね。訃報があると僕ら記者は生前のエピソードをあらためて集めるんですが、世話になった方への礼儀は欠かさない、という話ばかり聞きます。

サイゾー担当 ヤクザ映画が全盛期だった頃の、代表的スターでもありますよね。役柄に通じるところがあったのかも。

片岡 前回の本欄で、暴力団とタレントの交際について触れましたけど(記事参照)、いま問題になっているような反社会的な次元とは違うところで、健さんもつながりがあったという話を聞いてますね。

サイゾー担当 昔の映画界って、絶対にヤクザは切り離せなかったって聞きますもんね。

片岡 ヤクザ映画を作る上で本職への配慮が必要だったらしいですし、東映京都で仕事をした映画スターってヤクザと縁のない人はいなかったという。梅宮辰夫さんは■■系、松方弘樹さんは■■■■系とか。

サイゾー担当 健さんみたいな義理人情の方だと、変な意味なくても挨拶は欠かさないってところあったんでしょうね。

片岡 聞いた話でしかないんで実際に確かめようもないんですが、非常に世話になった方に毎年札束3つを置いていったとか。受け取るほうはそれをアテにして、健さんが入院したときに自分から取りに行ったため、さすがに関係が公になるんじゃないかと、周囲に緊張が走ったという……。

サイゾー担当 時代の変化で、やりにくくなったっていう感じでしょうね。

片岡 そういえば僕も昔、ヤクザ映画に出たことが何度かあるんですよ。

サイゾー担当 え、それは初耳!

片岡 格闘家時代、体格のよさが見込まれて、Vシネマですけど、ボディガード役とかで(笑)。

サイゾー担当 じゃあ、そのあたりで活躍していた俳優さんとも共演したんですか?

片岡 そうですね。現場ですごいもの見ちゃったことがありますよ。ロケの合間に、俳優と女優がロケバスに入ったままドアを締め切って、30分くらい出てこなくなって……。

サイゾー担当 怪しいですねえ!

片岡 2人は気付いてなかったんですが、座席で小柄な役者さんが眠っていて、行為の一部始終を聞いてしまったという……。

サイゾー担当 誰か気になりますねえ!

片岡 さすがにここでは言えませんが、17日の『芸能番リターンズ!』では、しゃべってしまいました(笑)。あの緊張した空気の撮影仕事の合間に、よくやれるなあって思いますよ。芸能人はすごい!

●かたおか・りょう)
K-1にも出場した元格闘家で、芸能、スポーツからオカルトまで幅広く取材するジャーナリスト。過去に浜崎あゆみと長瀬智也の破局や、井岡一翔とソンミの熱愛など芸能スクープも多い。通称ジーパン刑事。

●『芸能番リターンズ!』
BPO放送倫理憲章委員会の審議対象となって打ち切られた『芸能★BANG+』(日本テレビ系)が帰ってきた! 毎週月曜21時からニコ生で放送中!
出演者は片岡ほか、市川海老蔵の隠し子、加藤茶の再婚など数々のスクープで知られる記者・松本佳子氏はじめ、政財界と芸能界の結びつきに詳しいベテラン記者・山田厚俊氏、女性ファン急増中のイケメン記者・安彦拓郎氏、逮捕直前のASKAを直撃した記者・神谷明良氏ら。
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最終更新:2014/11/19 14:00
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