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『ザ・レイド GOKUDO』開戦直前クロスインタビュー

東洋の神秘と西洋のオタク魂との華麗なる調和!『ザ・レイド』の続編がさらに過激に進化したッ

theraid_gokudo_scene03.jpgGOGO夕張に匹敵するインパクトを放つハンマーガール。『マカブル 永遠の血族』(09)のジュリー・エステルが6カ月に及ぶ特訓の成果を発揮。

──イコさんやヤヤン・ルヒアンは前作同様に壮絶なファイトシーンを披露していますが、逆にエヴァンス監督が予定している『ザ・レイド3』でイコさんたちと互角に渡り合えるアクション俳優が果たして日本にいるのか心配です。千葉真一や倉田保昭らが活躍していた時代と違って、今の日本にはガチなファイトシーンをやれる俳優は少ないように思います。

エヴァンス 僕はね、その心配は全然していないよ! 今回は松田龍平さん、遠藤憲一さん、北村一輝さんに日本人ヤクザ役で出演してもらったわけだけど、これは決して話題づくりのためのカメオ出演じゃないんだ。『ザ・レイド』が『ザ・レイド GOKUDO』の序章になったように、『ザ・レイド GOKUDO』は『ザ・レイド3』の序章でもあるんだ。『ザ・レイド3』はますますスケールの大きな物語になるはず。日本でも大々的にロケをしたいと考えているし、日本には下村勇二という優れたアクション監督がいるって聞いている。彼は倉田保昭さんの直弟子なんだろ? それに坂口拓、武田梨奈といった素晴しいファイターたちが日本にはいるじゃないか。きっと、まだまだスゴいヤツらがいるんじゃないかな。『ザ・レイド3』は必ず作るから、楽しみにして欲しいな。腕自慢の日本人ファイターたちが『ザ・レイド3』の撮影に集まってくれることを期待しているよ。

イコ 日本で大暴れできる日が楽しみだな。『ザ・レイド3』を盛り上げるためにも、日本のみなさん、『ザ・レイド GOKUDO』をぜひ楽しんでください。
(取材・構成=長野辰次)

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『ザ・レイド GOKUDO』
監督/ギャレス・エヴァンス 出演/イコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアン、アリフィン・プトラ、オカ・アンタラ、ティオ・パクサデウォ、ジュリー・エステル、松田龍平、遠藤憲一、北村一輝 R15+ 配給/KADOKAWA 11月22日(土)より新宿ミラノ、丸の内TOEI、渋谷TOEIほか全国ロードショー 
※11月21日(金)は「さよなら新宿ミラノ『ザ・レイド』祭」を新宿ミラノ2で開催。トークゲストとして女優の武田梨奈、松江哲明監督が来場し、『ザ・レイド GOKUDO』のR18+ディレクターズカット版を特別上映。
(c)2013 PT Merantau Films
http://theraid-gokudo.jp

●イコ・ウワイス
1983年ジャカルタ生まれ。5歳からプンチャック・シラットを習い、2005年にはプンチャック・シラット・フェスティバルで最優秀独演賞を受賞。ギャレス・エヴァンス監督作『ザ・タイガーキッド 旅立ちの鉄拳』(09)で主演と振り付けを担当。続く『ザ・レイド』(11)が全米など各国で大ヒットし、国際的アクションスターとなった。

●ギャレス・エヴァンス
イギリス・ウェールズ出身。グラモーガン大学院在籍中に、処刑を待つ侍を主人公にした日本語による短編映画『Samuai Monogatari』(03)を監督。2007年にインドネシアの伝統的格闘技プンチャック・シラットをテーマにしたドキュメンタリー番組『The Mystic Arts of Indonesia:Pencak Silat』を監督。その取材中に、イコ・ウワイスやヤヤン・ルヒアンらと出会う。2008年に「メランタウ・フィルムズ」を設立し、インドネシアを拠点に『ザ・レイド』をはじめとするアクション快作を次々と手掛けている。

最終更新:2014/11/20 12:50
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