「セクハラ被害」訴える一方で、複数の男性警官と関係を……“交番SEX”報道のハレンチすぎる現実
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
福井県立大学看護福祉学部准教授の塚本利幸氏は、
「福井には働く場所がたくさんあります。有効求人倍率は全国トップクラスで、同時に失業率も非常に低いんです。
共働き世帯は56.8%と全国1位。福井では、女性は働いて当たり前という感覚です」
また、ナンバーワン戦略研究所の矢野新一氏は、福井県の女性は行動的な人が多いと話す。
「女性を対象にしたインターネットの調査で、一目ぼれした相手にどう接するか、という質問をしたところ、『すぐに相手の電話番号を訊く』と回答した割合が最も高いのは福井の女性でした。全国平均11%に対し、福井は29.4%だった」
共働きということもあるのか、勤労者世帯の実収入は月に約60.5万円で日本一。貯蓄残高は1世帯当たり1,461万円で全国5位。持ち家の延べ面積は1軒あたり172.6平方メートルと、全国2位の広さだという。家は広くて貯金も多い裕福な県なのだ。
当然ながら自殺死亡率の低さは全国2位。全国学力テストの結果は、中学生で全国1位(小学生は2位)。体力テストは小学生で男女とも1位(中学生は男女とも2位)。
福井県はやはり寿命も長い。男女平均は83.71歳で全国2位。要介護認定を受けている高齢者の割合も低いそうだ。元気で長生きする高齢者が多いということである。
こういうホンワカした記事が私は好きだ。この冬は久しぶりに福井へ行って、永平寺と越前がにに再会してこようか。
アメリカ人女性のブリタニー・メイナードさん(享年29)が11月1日(現地時間)、医者から処方された薬を飲んで自ら命を断ったことが話題になっている。
彼女は「愛する家族、友人よ、さようなら。世界は美しかった」とFacebookに書き残した。
文春によれば、ブリタニーさんは末期の脳腫瘍になり、今年4月に余命半年と宣告された。その後、自宅のあるカリフォルニア州から、医師の「自殺幇助」による「安楽死」が法的に認められているオレゴン州へと引っ越した。
若い彼女が安楽死を選択することをウェブ上で公にしたため、生前から全世界の関心を集めていた。
日本では終末期に「尊厳死」を選択するか否かは、本人の意思確認ができれば認められる場合があるが「安楽死」は認められていない。
尼崎で開業医をしながら、日本尊厳死協会の副理事長を務める長尾和宏医師が2つの違いをこう解説する。
「ブリタニーさんの死は、英語の『Death with dignity』を直訳して、『尊厳死』と一部のメディアで報じられました。しかし、これは医師が薬物を使って人工的に死期を早めるという、いわば医師による自殺幇助で、日本では『安楽死』と呼んでいます。
一方、日本での『尊厳死』とは患者の意思により、たとえばがんの終末期などに延命措置を行わない、または中止して自然死を待つことを意味します。
自然な経過に任せて最期を待つか待たないかが両者の違いといえます」
文春はメルマガ会員1,143人に尊厳死、安楽死について聞いたという。
すると安楽死にも尊厳死にも賛成という意見が全体の68.8%にもなった。理由としては身近な人の死を経験して「人間らしく生きる」ということについて考えたため、という回答が多かったそうだ。
現在難病と闘い、切実な思いで病と向き合っている51歳の女性の言葉には胸打たれる。
「医師から、そう遠くない未来に全身が動かず寝たきりになり、失明し一切の光をも失うことを宣告されている。何も見えず、指先すら動かせない未来の自分の姿を考えると、ごく自然に『死』という選択肢が浮かぶ。自分の意思で体が動かせない状況を受け止めながら生きることをなぜ他人に強要されなければならないのか。穏やかな表情や精神状態を保てるうちに、大切な人たちに落ち着いて『さようなら』と言える権利が私は欲しい。苦痛に歪む姿を家族に焼き付けたくない」
私にも忘れられない思い出がある。親しくしていた有名ノンフィクション・ライターが、医者に行くカネもなくなり、事務所で倒れ、担ぎ込まれた病院で末期がんと宣告された。
それからさほど経たないうちに激しい痛みが始まり、ベッドの中で、のたうち回るようになった。小康状態の短い間は私と話ができるが、ほとんどは痛みのために苦しみ、モルヒネもあまり効かないようだった。
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