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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 元ビークル日高央が激白!
THE STARBEMS『VANISHING CITY』発売インタビュー

イカ天でバンドを辞めた! 震災で怒った! 元ビークル日高央が新バンドを立ち上げたワケとは

hidaka_starbems_live.jpgライブの様子

──近年はメロン記念日やBiSはじめ、アイドルへの楽曲提供の仕事も多くこなされていますね。

日高 BiSとか大好きです。もともとああいうメジャーでありながらアンダーグランドな人たちって、すごく好きなんです。不遇なアイドルを、作り手としてなんとかしたいというのがあってね。象徴的なのはメロン記念日。俺、ハロプロでメロン記念日が一番好きだったんですよ。なぜなら、かわいそうだから(笑)。平家みちよの妹分でデビューしたけど、平家みちよはデビュー後すぐいなくなって、モーニング娘。だけどんどん上昇していってね。そのギャップが面白くて。不遇なアイドルって面白いな、って。なんかほっとけないなって。

──発売されたTHE STARBEMSの新作『VANISHING CITY』について教えてください。

日高 ファーストは震災後の社会に対して、ただただ「怒り」だったんですけど、ここからは「笑いながら怒ろう」って。竹中直人さんばりにね(笑)。すげえ笑いながら近づいてくるんだけど、よく見たら怒っているみたいな。そういうポップさにしたいなって。前はビークルから離れたかったんで、ビークルっぽい曲ができてもボツにしていましたけど、今回はイキにしているのも自分的には面白いところです。ビークルじゃんって言われても、まあいいやって開き直れるようになったんです。作っている人が一緒なんで、しょうがないってね。

──ありがとうございます。最後に、ファンに一言お願いします。

日高 今は、ジャンルの細分化などで、リスナーが音楽を選ぶのが結構面倒くさい時代で。いろんなものがありすぎて選ぶにも選びにくい時代だと思うんですけど、THE STARBEMSの新作は、内容もリスナーを選ばないポップさになっていると思うので、なるべく多くの人に聞いてほしいです。元ビークル、元毛皮のマリーズのギター(越川和磨)がいるっていうインフォメーションを見てとりあえず興味を持った、なんていうのも全然ありです。とにかく、手にとってほしいですね。
(取材・文=名鹿祥史/ライブフォト=cazrowAoki)

●THE STARBEMS公式ホームページ
http://www.thestarbems.com/

『VANISHING CITY TOUR 2014 』
11月28日(金)大阪 梅田Shangri-La
11月29日(土)名古屋 今池CLUB UPSET
12月10日(水)渋谷TSUTAYA O-WEST

最終更新:2014/11/12 17:00
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