「夏目コンドーム事件」がトラウマに!? 内定を取り消されたミス東洋英和が、日テレに宣戦布告!
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、最近、安倍晋三総理が国会など公の場で感情を露わにすることが増えている。11月4日の予算委員会では、07年9月に現代が報じた記事をもとに、安倍の過去の脱税疑惑を持ち出した吉田忠智社民党党首に対して、「まったくの捏造です! まるで犯罪者扱いじゃないですか!」と激高し、議事を中断してしまった。
だが現代によれば、この記事に対して「一切抗議や問い合わせはない」という。
現代は安倍が世論の動向を広く見ようとしないで「世論はネットを見れば分かる」と、自分に都合のよい、狭い「世論」にしか目を向けていないと書いている。
特に、安倍のFacebookに支持者が毎日書き込んでいる文言は、一国のトップがこれを放置しているとは到底信じがたい、目を疑うような罵詈雑言ばかりだという。
「〇〇議員を血祭りに!」
「(反対勢力は)売国奴以外の何物でもない。きっと在日だよ」
「朝日なんて便所の落書き程度です。さっさと廃刊に追い込み土下座させましょう」
「密漁を行っている中国船を早く撃沈してください」
「中国朝鮮3国もろとも殲滅でいきましょう」
「早く核武装しましょう」
「野生動物 北京原人を射殺してください」
現代は「一刻も早く安倍総理はネット依存の政治から脱しなければならない」と結んでいるが、同感である。
安倍はAPECで習近平国家主席とようやく首脳会談を行えるようになった。だが、共同宣言を前もって公表するという異例の事態で、双方の考え方の隔たりが大きく、腹を割って話し合うというものにはならないはずだ。
それに、嫌中・嫌韓の安倍のネット支持者たちに、首脳会談についてどう説明するのだろう。「習のやつを懲らしめてやった」などと事実を“捏造”するようなことは書かないだろうが、書き方ひとつでネトウヨが離れるかもしれないし、中国側を激怒させることにもなりかねない。
ネットをやっている暇があったら、「隣人とうまく付き合う方法」という本でも読んだほうがいいと思うが。
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