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週刊誌スクープ大賞

「まさか自分が……」住宅ローンが払えない! 忍び寄る“老後破産”の恐怖

motoki141028.jpg「週刊新潮」10/30号 中吊広告より

今週の注目記事
第1位
「『小渕優子前経産相』裏金と裏帳簿の元凶」
(「週刊新潮」10/30号)

第2位
「『老後破産』はこうして防げ!」
(「週刊文春」10/30号)

第3位
「巨人“CS戦犯”坂本&澤村が4連敗の夜に六本木で『ハイタッチ』合コン」
(『週刊ポスト』11/7号)

第4位
「美智子さまが憂慮される愛子さま『独りぼっちの特別授業』」
(「週刊文春」10/30号)

第5位
「『好きな女子アナ』『嫌いな女子アナ』」
(「週刊文春」10/30号)

第6位
「彼女が創造する『動く女性器アート』を見よ!」
(「週刊ポスト」11/7号)

第7位
「日本一高級ソープランドで人生観が変わった!」
(「週刊現代」11/8号)

 今週は、順位をつけるほどの記事が見当たらない。よって、7本の注目記事を並列に選んだ。

 このところの週刊誌を見ながら考えるのだが、小渕優子などの告発ものは新潮、文春がときどきスクープを飛ばしてくれるが、読んでいて楽しい記事が少なくなってしまったのはなぜだろうと。

 特に、締め切りの関係で企画ものが多くなる現代やポストに、浮き世の憂さを忘れさせてくれるちょっといい読み物や、バカバカしいが面白い記事がめっきり少なくなってしまった。

 年金だ、老後破産だ、と身につまされる話題には事欠かないが、面白くてためにはならないが読んで楽しい記事も週刊誌には大切だということを、失礼だが忘れているのではないだろうか。各週刊誌の編集部に、ぜひ考えてもらいたいものである。

 今週も、競馬の愚痴から入ることをお許しいただきたい。日曜日(10月26日)は菊花賞。

 ダービー馬のワンアンドオンリーをどう考えるかが、馬券のポイントだった。前走の宝塚記念の走りがイマイチだったため不安はあったが、休み明けと並んでからまたひと伸びした根性を買って馬単でトウホウジャッカル、サウンズオブアース、長距離のよさそうなゴールドアクター、ショウナンラグーン、サトノアラジンへ流す。

 ワンアンドオンリーは外枠が響いて外々を回された不利はあったが四角で上がってきたときは「いける」と思った。だが、直線で失速してまさかの9着。内枠から出てインをついたトウホウジャッカルがレコードタイムで優勝して、2着にサウンズオブアース。いわゆる立て目で馬券は紙屑に。

 それにしても、昨年の夏に生死をさまようほどの病気を患ったため、デビュー戦はダービーの日の未勝利戦。それも、惨敗している。ようやく500万を勝って宝塚記念で菊花賞の出走権を手に入れ、デビューから149日の史上最短で菊花賞を制覇したのだ。

 トウホウジャッカルがジャパンカップや有馬記念出でてきたら、どちらかをもぎ取るかもしれない。それぐらいの底力を持った馬と見た。それにしても、ワンアンドオンリーの負け方は気に入らないね。

 今週もまず、現代とポストのグラビア比べから。といっても、両誌ともにセクシーグラビアには力が入っていない。それならばヌードではないが、現代の「綾瀬はるか 女優の休日」が断然いい。

 イタリアのヴェネチアで撮影した写真集のパブだが、綾瀬の表情がとてもいい。中でも、ゴージャスなベッドに座ってこちらを見ている写真は、はるかファンでなくても抱きしめたくなる。ぜひ買ってご覧あれ。

 お次は現代の「お家芸」といえる風俗記事、高級ソープランドの体験記だ。吉原の高級店でも120分8~10万が相場だという。だが、このソープは200分で17万円。

 私が驚くのは値段もそうだが、3時間20分という時間の長さである。そんなに長い間、保つのかいな。それも、このセックス担当記者は52歳だというのに、だ。

 だが、そんな心配も女優・新垣結衣似の美女の至れり尽くせりのサービスで杞憂に終わる。何しろ、会ったとたんに「即尺」(説明は省く)、別の部屋に行って服を脱がされ、全身を舐め舐めされ、挿入して1発。一息ついて体を隅々まで洗ってもらっているうちに、ムラムラときて2発目。ビールを飲んだりしながら、ローターと小型マッサージ器で彼女をコーフンさせて3発。マッサージが得意だという彼女に揉まれているうちに、モコモコしてきて4発目。

 行き帰りは送迎付きだそうだが、この記者氏、帰宅後に彼女のことを思い浮かべて一人でもう1発したというのだから、計5発。この御仁、相当な性豪ではある。

 読んでいるこっちが疲れ果てる。いやはやご苦労さん。

 確かポストで以前にも取り上げたと思うが、スイス人の全裸アーティスト、ミロ・モアレさん(31)を紹介している。彼女は美人で、プロポーションも抜群である。何が悲しくてこんなことをするか?

 彼女いわく「私のアートは、人々の感情や刺激と共につくられます。だから私はアトリエにこもるだけでなく、街に出て人々の前でパフォーマンスをするのです」

 彼女、物心ついたとき、女性器を見せることに恐怖感を抱くのはなぜかという疑問を抱き、この恐怖を克服することが彼女の挑戦であり、アートになったというのだ。

 少し前に話題になった展覧会場での全裸パフォーマンスを始め、全裸で電車に乗り込んだりするのだ。満員の電車の中で、胸に「BRA」、おなかに「SHIRT」、下半身に「PANTIES」、脚に「PANTS」と書いただけで、素っ裸で乗っている彼女の写真があるが、回りの乗客たちは無関心を装っているのがおかしい。

 みんなの見ている前で女性器から絵の具を挿入した卵を産み落とし、下に敷いた紙に描く「プロット・エッグ」というパフォーマンスも、エロティックである。

 恥ずかしくないという。「卵を膣から落とす瞬間、私の集中力は最高潮に達しています。ギャラリーは目に入らないし、心の中は真っ白なのです」

 単なる目立ちたがりという評もあるが、彼女はめげていない。こんな美人が全裸で電車に乗ってきたら、私だったらどうするだろう。知らん顔をしながら、目線の端で舌なめずりしてチラチラ見るだろうな。日本でも現れないかな、こういう美人全裸アーティスト。

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