トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 海外  > トンデモ中国奇人伝

【中国奇人伝】末期がんも克服!? 1本のロープ上に寝そべる武術の達人が話題に!

chinaimage1.jpg

 火の玉を飲み込む男や、アソコに筆を挟んで書道をする女性など、さまざまな奇人変人が存在する中国だが、浙江省黄岩の公園で今、1本のロープ上に寝そべる男性が話題となっている。


 まるで映画のようなカンフー服と靴を身にまとい、2メートル間隔で立つ2本の木にくくり付けた親指ほどの太さのロープの上に仰向けの姿勢になる中年男性。片手を胸の上に乗せ、足を自然に組んで目を閉じたかと思うと、おもむろに両手を広げて縄から離したり、片方の足を持ち上げたりするが、絶妙なバランス感覚で落下するようなことはない。

 公園を行き交う人たちが足を止めて不思議そうに見つめる中、まるでハンモックの上でくつろぐかのように、30分以上も寝そべったり、読書にふけることもあるという。

 実は彼、黄岩に住む、51歳になる武術の達人である。3年前に末期の喉頭がんと診断され、その克服法として編み出した健康法がこれである。初めは3本のロープを使っても何度も落ちたというが、鍛錬の結果、1本ずつロープを減らし、現在に至ったという。

 その甲斐あってか、当初は余命半年と宣告されたにもかかわらず、今でも毎日、公園に来てはロープの上で寝そべっている。

 彼によれば、尻と肩、頭とロープの接触点3カ所が三角形になるように寝て、あとは心を静め、雑念を消し去ることができれば誰にでも実践可能というが、とても常人技とは思えない。とりあえず、この健康法がブームになることはなさそうだ……。
(文=牧野源/参照「浙江日報」10月14日付)

最終更新:2016/06/30 20:09
ページ上部へ戻る

配給映画