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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 大相撲、遠藤と逸ノ城に明暗

幕内上位で失速した遠藤と、新入幕で13勝の逸ノ城……大相撲、日・蒙ホープの“明と暗”

endoichinojo.jpg『遠藤(左)と逸ノ城(右)』日本相撲協会公式サイトより

 先に行われた大相撲の9月場所で話題を独り占めしたのが、新入幕で横綱・鶴竜から金星を奪うなど13勝を挙げたモンゴル出身の逸ノ城だ。

「今年の1月場所に幕下付け出しでデビュー。192センチ・199キロと他の力士を圧倒する巨体とパワーで幕下・十両をそれぞれ2場所ずつで通過。今場所、横綱・白鵬にこそ格の違いを見せつけられたが、間違いなく未来の横綱候補。モンゴル出身の力士の中でも、初の遊牧民出身でキャラも際立ち、来場所の活躍が大いに期待される」(相撲担当記者)

 1場所にして、角界のスターに躍り出た逸ノ城だが、先場所まで話題を独り占めにしていたのが、名門・日大出身で、アマチュア横綱の肩書を引っさげ鳴り物入りでデビューした遠藤だった。

「昨年の3月場所でデビューすると、十両を1場所で通過。新入幕を果たすと、“遠藤フィーバー”が巻き起こり、“相撲ギャル”が激増。昨年はいきなり永谷園のCMに起用され、11勝4敗で敢闘賞を獲得した今年の1月場所では、平幕力士としては異例の懸賞本数を集めた」(同)

 逸ノ城もそうだが、遠藤もあまりのスピード出世だったため、なかなかまげが結えず、初めてまげを結った姿をめぐり、メディア各社が“初出し”の争奪戦を繰り広げるなど、さらに人気が過熱したのだが……。

「先輩力士からは『たかが、まげぐらいでチヤホヤされやがって……』と、やっかみの声も聞こえてきていた。その声は、土俵上にもしっかりと反映され、遠藤と当たる各力士たちは目の色を変えて取り組みに臨むだけに、遠藤は鼻血を流したり、体のあちこちを負傷したり、もはや満身創痍」(角界関係者)

 今年の3月場所以降で勝ち越したのは7月場所(8勝7敗)のみで、西前頭筆頭に番付を上げた9月場所は3勝12敗と大きく負け越してしまったが、どうやら遠藤には番付以上の大きな壁が立ちはだかっているようだ。

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