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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > スマイレージ改名は吉か凶か

改名するスマイレージの未来は「くりぃむしちゅー」か「ハッピーハッピー。」か……?

smilage.jpgスマイレージ|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

 9月24日、女性6人組アイドルグループ「スマイレージ」が所属事務所の動画サイト内番組『ハロ!ステ』と公式HPで、メンバーの増員とともにグループの改名を発表した。


「メジャーデビュー4周年とメンバー増員を機に、グループ改名に打って出たわけですが、直近のシングルが自己最高の2位を記録したこともあり、今のスマイレージは明らかに上り調子。人気が定着してきたところで改名するのはギャンブルですが、改名がさらなる飛躍への起爆剤となることを狙ったもの。そういえば、ハロプロ勢はモーニング娘。も、今年から“モーニング娘。’14”に改名していますね」(芸能ライター)

 実際、芸名やグループ名を変えることが転機につながるケースも多々ある。たとえば、お笑いコンビのさまぁ~ずやくりぃむしちゅーは改名したことが注目を集め、現在の人気につながっている。

「現在のコンビ名が定着しているので、若い人は覚えていないかもしれませんが、さまぁ~ずは“バカルディ”、くりぃむしちゅーは“海砂利水魚”が以前のコンビ名でした。両コンビとも改名したのは2000年頃ですが、当時放送されていたバラエティ番組『新ウンナンの気分は上々。』(TBS系)での罰ゲームの一環として改名されました。バカルディは1990年代前半に関東期待の若手芸人としてテレビやラジオで活躍するなど、プチブレークはしたものの、90年代半ばから次第に露出が減り始め、低迷期を迎えていました。一方、海砂利水魚は『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)で一定の人気を博していたものの、“ボキャブラ芸人”から次の展開を模索していたところ。しかし、両者とも改名をキッカケに露出が増えることによって再ブレークを果たし、現在の中堅芸人の地位を確立するに至っているわけです」(同)

 改名には、過去の芸歴をリセットし、新たなキャリアを築くために行われるという側面もある。

「代表的なのが、華原朋美のケースでしょう。90年代前半は“遠峯ありさ”の芸名でB級グラビアアイドルとして活動していましたが、95年に小室哲哉のプロデュースで歌手デビューするに当たり、現在の芸名に改名。その後の大ブレークぶりはご存じの通りです」(同)

 その一方で、どう考えてもメリットがなさそうな意味不明の改名もある。

「占い師の細木数子が命名した“ハッピーハッピー。”なんて、最たるものでしょうね(旧名はコアラ)。読点を付けただけの“藤岡弘、”も意味不明です。また、落語家になったのを契機に改名した“月亭方正”も、旧名の山崎邦正のほうが馴染みが深い」(同)

 新グループ名は公募するとのことだが、今回のスマイレージの改名は、安定よりもリスクを取って、勝負をかけてきたということなのだろう。果たして吉と出るか、凶と出るか。

最終更新:2014/10/03 08:00
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