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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > “渋谷のカリスマ”あっくん登場
「渋谷ヴィブス体操第一」も話題!

「流行ってるなら、とりあえず乗っかる!」“渋谷のカリスマ”あっくんの飽くなきミーハー魂

――そこで、「最近は秋葉原が流行っているから、秋葉原のカリスマに」……みたいなことにはならないんですか?

あっくん 「根っこは渋谷」っていうのは変わらないですかね、やっぱりそこは軸なんで。

――そこまで渋谷が軸になっているのに、なんで引っ越してこないんですか!?

あっくん そこなんですよ……。実は、渋谷に住んでた時期もあったんですけど、実家の事情とかもあって三鷹の実家に戻ったんですね。でもおかげで「渋谷のカリスマって言われているくせに三鷹かよ」ってツッコまれるようになって、面白いかなって。やっぱり、ツッコミどころがあったほうが、みんな面白がってくれるじゃないですか。

――確かに、ネットの時代になって、みんなツッコミを入れたがってますからね。

あっくん 格好いいとかカワイイっていうことより、ツッコミどころがあるもののほうがシェアされる時代なんですよね。だからオレ、自分の活動に広告費をかけたことがないですもん。全部SNSで拡散されてるんで。そのためには、みんなが面白いと思う物をいかに作るかってことですよね。

■もはやリア充、非リア充っていう区分けはない!

――「日刊サイゾー」を読んでる人たちは、友達が少ないと思うんで、交友関係を広げるアドバイスをもらいたいんですけど。

あっくん ああ、いわゆる非リア充の方たちですね。でも、最近はリア充も非リア充も融合している感じはありますね。今の子たちって、渋谷に来ているような子でもネットにすごく依存していますから。だから、ハイブリッドな人間が一番いいと思うんですよ。リアルとウェブとをうまく使い分けられる人が強いんじゃないですかね。ネットに依存している人たちを否定できないですよ、もう。オレもネットに依存してますから。むしろ「ネットで流行ってることを教えて!」って感じです。

――じゃあ、ネットばっかりやってる非リア充の人たちも、むしろそれが武器になるんだと。

あっくん 「その方向で合ってるな」って思いますね。オレも、今まではリアルな渋谷の街を背負ってきましたけど、渋谷も若い子たちがどんどん消えていって、ヒカリエみたいな、大人しか喜ばないようなオフィスビルが建ってきたりとか、どんどん変わっちゃってるんですよ。オレはよく「センター街をいろんな国に作りたい」って言ってますけど、今のリアルなセンター街って、ラーメン屋とか飲食店ばっかりですからね。オレの思う渋谷らしさはもうない。リアルな街作りは大人主導でオレには動かせないから、街は捨てて、これからはウェブだなって思ってます。「渋谷」っていう街をネット上に作ろうと。オレなりの「渋谷感」をネットの中に作りたいんですよね。ウェブ上でいろんな渋谷カルチャーを展開して、いずれは「ニコニコ超会議」みたいに、それらを一堂に集めたリアルなイベントもできればいいかなって思ってますね。

――リアルな渋谷には行きづらい非リア充も、ネットでなら参加できますしね。

あっくん 超参加してほしいですね! 今、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんたちが頑張ってることで原宿が盛り上がってますけど、同じように自分が頑張ることによって「渋谷」っていうカルチャーが盛り上がってほしいと思ってます!

――そして、いずれは渋谷区長に……。

あっくん ああーっ、それもいいっすね! ウェブの中の区長になります!
(取材・文=北村ヂン)

あっくんTwitter <https://twitter.com/shibuya_akkun>
あっくんYouTubeチャンネル <https://www.youtube.com/user/akkunofficial>

最終更新:2014/09/24 11:28
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