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EXILE・AKIRA『GTO』が大惨敗、「これは『GTO』じゃない」「藤沢とおる先生に謝って」辛らつ意見殺到のワケ

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 EXILE・AKIRA主演の連続ドラマ『GTO』(関西テレビ、フジテレビ系/火曜22時~)の最終回が16日に放送され、平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全11話の平均は7.1%だった。

 同名漫画が原作の同ドラマは、2012年7月期にスタートしたAKIRA版『GTO』の第2シーズン。1998年に反町隆史主演で視聴率35%超の大ヒットとなった同名ドラマも合わせると、同局の連ドラ化は3作目となる。

 2年前のAKIRA版第1シーズンは、初回と第8話で15.1%を記録。さらに全11話すべてで2ケタをキープし、同クールの民放ドラマで、上川隆也主演『遺留捜査』(テレビ朝日系)や、小栗旬・石原さとみ主演『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)を抑え、全話平均視聴率でトップとなった。

 しかし今回は、全話にわたり1ケタと低調。第8話で5%台にまで落ち込むなど、平均して前作の半分ほどの数字にとどまった。

 さらに視聴者の評判も、一部を除き散々なもの。ネット上には、「EXILEファンだから見てたけど、最後まで面白くなかった」「『GTO』に求めてるのは、こういうのじゃない」「心に響くこともなく、ダラダラと時間が過ぎるドラマ」「(原作者の)藤沢とおる先生に謝ってほしい」「タイトルが『GTO』である必要が感じられなかった」など、辛らつな意見が並んでいる。

 また、高校生の妊娠・出産について描かれた最終回についても、「なんの感動もなかった」という意見が圧倒的。キャストや制作スタッフは熱い思いを乗せて作っていたようだが、視聴者の心にはうまく届けられなかったようだ。

「反町版以上に原作に忠実だった前作と打って変わり、今作は全話オリジナルストーリー。これまで“担任”だった鬼塚は“副担任”という設定に変更され、ヒロインを含むほとんどの登場人物が、原作にはないキャラクターだった。また、大きく変わった原因は、監督・脚本・編集を、井上和香の夫としても知られる“映画畑”の飯塚健氏が務めたこと。初回からドラマらしからぬ難解な脚本が展開され、オシャレな“引きの画”や、アクの強い会話遊びといった映画的で演出重視のカットが『GTO』の世界観にはミスマッチだった。フジは新しい『GTO』を作ろうと奮起していましたが、多くの視聴者が言っているように、タイトルを『GTO』にしないほうが広く受け入れられたのでは?」(芸能ライター)

 原作をいじりすぎた結果、なかなか渋い評判が返ってきてしまった『GTO』。もし次回作があるなら、この教訓を生かしてほしいところだが……。

最終更新:2014/09/17 23:00
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